gt-24o’s blog

教員として働きながら、学習・交流団体「教師塾」を主宰しています。わかるとできるの違いに注意しながら、思慮深く、大胆に書きます。

学校

学級通信と「働く」の再考 「働くことの哲学」編 part1

この記事は主に、職場の共に学ぶクラスの生徒に向けて書いています。 学校内外問わず読んでくれた方から、反応があると嬉しいです。 おかげさまで、私は今の仕事がすごく楽しいです。 家族との時間を確保すべく、部分休業制度を利用し、勤務時間が数年前と比…

Choose Your Life!

拝読させていただきました。 高校生の頃を思い返すと、選択肢は大きく分けて、指定校推薦での大学進学か、学校指定求人票での就職の二択だった。 上記二択以外は自分で考える必要があったし、教えてくれる人ももちろんいない。 いない方が普通なのか否か。 …

校歌と谷川俊太郎さん

職場校歌の作詞が谷川俊太郎さん。 作曲は 山本直純さん。 学校概要 – 一宮工科高等学校 私は谷川俊太郎さんの本を何冊か読んだことがありました。今年度、転勤されてきた隣席の再任用の先生は驚いており、2年越しに私は驚きを共有できました。 再任用の先…

今年度の部活動

今年度は野球部の第3顧問です。 野球部といえば練習量・活動時間が多いイメージではないでしょうか。 しかし、年度初めに、 ・平日のみ17:00までの対応 でお願いさせて頂きました。 転勤1年目の環境下で、希望しなかった部活動の依頼に対して、上記の条件の…

一工祭で哲学対話 part2

前回の記事はこちら↓ 一工祭で哲学対話 - gt-24o’s blog 学校祭のクラス展示にて、哲学対話を行いました。 全3回で行われました。 今回は2回目について書きます。 2回目のテーマ 「わざわざ学校にきてまで授業を受ける理由は?」 2回目の対話では仲良しサッ…

一工祭で哲学対話

私が勤務する一宮工科高校で、学校祭がありました。その名も一工祭です。 1日目には、 海洋ゴミ楽器集団 ゴミンゾク さんのパフォーマンスを見ました。 ゴミで作ったとは思えない音色の楽器の数々でした。 https://www.tiktok.com/link/v2?aid=1988&lang=ja-…

名古屋工科バレーボール部へ

[卒業生へ] 一緒にいられなかった時期もあり、3年間ありがとうとは簡単には言えません。 だけど、私が君らに謝罪の言葉を使うのは君たちにも、私の大切な人にも失礼でしょう。 君らも、パートナーも我が子もみんなとても大切だからです。 私はその時に自分に…

部通信 part45

[部活動が楽しい理由] 部活動を楽しいと思えているなら、それはなぜだろう。 各々、個人差はあれど、出来ることが増え、過去の自分と今の自分に変化がもたらせれば楽しさに繋がるかもしれない。 →個人の試行錯誤 チームメートの活躍、複数人が絡んだラリー、…

部通信 part44

[ラインナップシート] 2セット目のラインナップシートのミス。 申し訳ない。 こんなミスをする顧問だが、恥を忍んで今回も書きます。 [何度も言います] 地区・県大会を通してたくさんの試合ができた。 結果は県ベスト8。 目標の県大会勝利が二つついてきた…

部通信 part43

[ありがとう] 我らがキャプテンは顧問の西尾が思うに、 学校一"ありがとう" が言える人です。 学年関係なく、素敵なとこは見習おう。 保護者の方々の支えがあり、十分にバレーボールができています。 ありがとうは口に出せると素敵だなぁと、思います。 [仲…

部通信 part42

[楽しむ道また険し] レクリエーションバレーから始まり、授業のバレー、球技大会と色んなバレーボールがある。 皆はバレーボールに多くの時間を割いている。だんだん、ただボールに触っているだけでは飽き足らなくて、試したいことが増え、練習も目的を持っ…

部通信 part41

[対等と立場] 大原則として、人は人として対等だ。 学校では教員と生徒。 部活では顧問と部員。 家では親と子ども。 そんな立場はあるけれど、どんな立場にいても、 自分の大切なもの・ことがあるなら、 他人の大切なもの・ことは、 大切にできなかったり、…

部通信 part40

[基準] 練習一つ一つに解決したい課題があれば、 それを達成すべく意識することがある。 チームとして取り組むことも、個人で取り組むこともある。 一つの練習に関わる人数が増えれば、その練習で取り組むべき共通課題も発生する。 練習後半のチーム練習には…

部通信 part39

[誰の目を気にしてプレーしているのか。] 自コート内で、コートの誰か、5人、自分を含んだチームへと意識広げるのは難しいのだろう。 試合の中で自分がしたいプレーが、すべきプレーが、自分が良いと思うプレーができているか?は気になる。自分のプレーや成…

部活動通信 part38

[良縁に感謝] 3年生は1年ごとに顧問と環境が変わる3年間だったと思う。 良縁とはお互いに生かし合って成立する。 バレーボールをしたい君らとそれを支えたい私や、教えたい先生が出会ったからこそ、良き縁と言えるものになった。 しかし、学校はご縁を選べな…

部通信 part37

[バレーボールを知り、自分を知る] バレーボールをプレーするだけでなく、スポーツそのものを深く知り、スポーツを通して自分がどんな人間なのかを知るのも良いかもしれない。 気がついたらやっていたかもしれないが、バレーボールの魅力やバレーボールを通…

部通信 part36

[ボール磨き] 昨年まであった古いボールと、今年買った新しいボールの見分けがつかなくなってきたとある選手が言った。 マネージャーがずっとボールを磨いているからだ。 少なくとも私が体育館にいる時で、ボール出しでない時はずっと磨いている。 私は練習…

部通信 part35

[選択・覚悟・時間・命] 私は自分の時間を生きる。 自分の時間を大切にして、他者の自分も大切にする。 これまで部の参加を強制したことはなかったはず。志のある者で決めて、やりきってきた自覚がある。 私は大切な人たちと暮らしている。 学校を一歩でれば…

部通信 part34

[武井壮さんの話を聴いてみよう。] まず!この動画は、たくさんある考え方の一つです。 皆に大金持ちになってほしいとか、好きなことだけやって生きていってほしいとも思っていないです。 しかし、どう生きていくのかは考えてほしい。 また、自分は何に時間…

部通信 part33

「Meet your unknown」 自分が思う自分がどんな人間かを説明できるだろうか? これならこれくらいできて、これはやったことなくて、これは苦手そうだな、、とか。 経験のないことを求められ、まだやれる!お前ならできる!と誰かから言い切られれば、驚くだ…

転ばされるな

七転び八起きという言葉がある。 七転八起の解説 - 三省堂 新明解四字熟語辞典 しちてん-はっき【七転八起】何度失敗してもくじけず、立ち上がって努力すること。転じて、人生の浮き沈みの激しいことのたとえとして用いることもある。七度転んでも八度起き上…

生かし合う

自分にしかできないことに気づき、それをやりきること。 他者にしかできないことは他者にまかせること。 頼られたらスッと力を貸せること。 困ったら頼れること。 自分の存在もしくは自分の生み出したこと・ものが、どんな流れ・カタチで他者のためになれば…

ただ聞くから、聞くことが大変なのだろう。

私は話を聞くだけ。が苦手だ。 その人が困っていたり、相談に近い内容であれば、具体策をガンガン提案する。 しかし、それを求めていない人もいる。 アドバイスではなく、聞いてほしいだけの場合もある。 しかし、具体策は本人から出てくる方が望ましいと思…

困るのをやめる

前から急に銀行強盗が走って逃げてきたら多くの人が困るし、逃げるだろうし、対応できない。 しかし、このスチュエーションであろうとも、ミッションインポッシブル主人公であるイーサンハントならば困らないどころか、銀行強盗を最低限の被害で無力化してし…

壁・鏡・並走

人の学びや成長に関わる教育という分野で、人との関わり方は環境によって異なる。 私は公立高校の教員だ。我が校で私の担当するA君、B君。環境によって違えば、関わる生徒によっても違う。 生徒から見て、 大きな壁に見えるように関わる教員、並走するような…

卒業生

昨年の卒業生の様子がさまざまな方面から伝わってきます。 伝わってくる声はやはり、 辛さ の要素が多いです。 伝わってくる分にはまだ大丈夫なのかもしれません。 卒業生はとっくに卒業生ではなく、逞しく働く自分と同じ社会人です。 非合理的で理不尽な現…

学習者の課題は一つ

学習者の課題は人それぞれである。 クラスに課題はない。 課題を抱えた学習者が組み合わされることで、それぞれの学習者が現状から目を背ける状況になっていく。 それを全体に呼びかけても、一人の学習者への課題解決にならない。 ある課題への解決策は一つ…

自習する環境になれば自習できるようになるか。

合わせて読んでほしい記事です。 今年度の授業では、授業のほとんどの時間を自習に充てている。 ある期間ごとに確認テストを行い、単位取得及び進級に必要な点数をラインとして、その点数に満たなかった場合は私と学習の相談を行っている。 この学習相談は、…

選ぶ手伝いを。

生徒から、「先生は知らないとばかり言うので困る!」 と言われた。笑 笑ってはいたが、困る部分もあったのだろう。 生徒には、私に判断できないことを知らないと表現していると言っている。 私は、生徒からの問に対して、「良い」とも「ダメ」とも言わない…

部通信 part31

[成長] 成長は一人だけのものではないと思う。 チームメートとのライバル関係や、他の選手から求められることでも力がついてきたのではないだろうか。 自分がどう成長すれば? チームのためにこれができるようになれば、、、 そんな意識が自分を成長させてく…