[良縁に感謝]
3年生は1年ごとに顧問と環境が変わる3年間だったと思う。
良縁とはお互いに生かし合って成立する。
バレーボールをしたい君らとそれを支えたい私や、教えたい先生が出会ったからこそ、良き縁と言えるものになった。
しかし、学校はご縁を選べない。選べないからこそご縁なのかもしれないが、今後は多少は選べるようになる。
自分の大切にしたいことを共有できない人とは一緒にいられないし、その環境から別の環境に移ることもできる。
この人と一緒にいたい!この環境に飛びこみたい!
と思っても、良縁は互いに生かし合ってこそ。
君らがその縁に応えられる人でなければ良縁とはならない。
人とのご縁をつなぐのは、自分の努力・行動半分と運半分。
この出会いは運が強かったのかもしれない。
運に頼るだけ、環境や周りの人に用意してもらうのではなく、今後の人生では自分の努力で自分の環境を整えていける人になってほしい。私もそうなっていく。
そして、今後もお互いを生かし合いながら生きていこう。
[積み重ね]
歩みを止めず、一日、1日の小さな努力の積み重ねが行き着いたい場所へ辿り着く唯一の方法だ。
このような文言はよくいわれることだが、君らはそれを証明してみせた。
「2年間で春高の県大会へ。」
たどり着く時間は違えど、どれだけ距離があるように見えても、たどり着くには1日を一日をつみかさねるしかない。
これを証明できたということは、ここがゴールではなくここがスタートだということだ。
さあここから。
[顧問私感]
君らとバレーができたからバレーボールを好きになれた。
君らのたゆまぬ努力を見て、自分も何とか皆の力になりたいと努力ができた。
負けたとき自分が出ている試合でもないのにとても悔しかった。
日本代表のどんなスーパープレーよりも、昨日できなかったことができるようになる君らの姿に何よりも感動した。
焼肉を奢ってくれるのを楽しみにしておく。