部活動が再開されそうである。
昨年度の1年間、部活動は参加したい人だけが参加するものだと言い続けてきた。
この価値観は言葉にすれば当然のようにみえる。私も当然だと思っているがこの前提が部員ほとんど浸透していないから私が言わなければならない構図になっている。説明をすればほとんどの生徒は納得するが、言い続けなければならない環境・感覚が根強く残っている。
どんなモチベーションで参加しても、しなくても問題ない。
しかし、選手からは部活動に登録されていることが就職に有利に働くのではないかという意見がある。部活動をしない生徒も、登録だけはさせて欲しいという意見がある。
それらを私はジャッジせず、そのまま受け止めている状態だ。
4月にこれらの意見を皆で対話をする予定だったが休校でそれも叶わなかった。
2ヶ月の休校や総合体育大会の中止、オリンピックの延期などから、
学校に登校するという当たり前の様々なことを自らの責任で自分で選ぶことが重要視されることになる。
部活動も同様だ。
大会がなければ、部活動に登録だけされていることとかもだけど、
部活動の参加自体も当たり前じゃなくなる。
どこのどんな大人(部顧問)が何を言おうとも、
自分の頭で考えて伝え、自分の権利は自分で守らなければいけない。
こんな状況であるからこそ、シンプルなことが大切になると思う。昨年度からシンプルに部活動を運営してきたつもりだ。
6月の活動からは、さらに様々な要素を多角的に見て、自分の責任で自分選ぶ必要がある。
こうなるとやっぱり純粋にバレーボールが好きじゃなきゃ活動できないんじゃないかと思う。(損得の基準はこういう時は弱い)
また、皆で話し合える機会があるなら、話し合うことから始めようと思う。