gt-24o’s blog

教員として働きながら、学習・交流団体「教師塾」を主宰しています。わかるとできるの違いに注意しながら、思慮深く、大胆に書きます。

文化祭で哲学対話 part2


gt-24o.hatenablog.jp

 

先日の文化祭にて哲学対話を行いました。

午前に1回、午後に2回やりました。

part1の記事では、午前に行われた対話について書いてあります。

今回のpart2では、午後の記事について書きます。

午後は参加者が増えたので、他の先生にも協力していただき、輪を二つにしました。

私が参加していた対話について振り返ります。

 

第2回のテーマ

・なぜ自殺してはいけないか?

・コンビニのおでんNo.1

・(名南工高は)1年生はなぜ部活動に強制入部?

・結婚のベストタイミング

 

このテーマが並んだ時に、テーマ毎に対する印象の違いで、ここで話しても良いかどうかを自分が考えてしまいました。

また、自殺について話すのはどうなのだろう?

という雰囲気がありましたので、

学校だからという理由で、話せないテーマがあるくらいならやらない方が良いと思うので、全てのテーマについて話してもいいと思うと皆に伝えました。

少なくとも、ここに集まった人が話したくないことで、聞きたくもないことであれば、テーマとしては不適切かと思いましたが、そういう参加者もいませんでした。

 

というわけで、まずはおでんから。笑

この時期になると、コンビニおでんの食べ比べをする生徒がいましたので、その子の情熱について話を聞きました。

面白かったです。笑

 

1年生が部活動に強制入部することについて。

1年生は、部活動に所属することが求められます。

テーマを出してくれた子は、部活動に自分の意思で参加している子でした。

「なぜ、このテーマを?」

と聞いてみると、

「入らないといけない、こないといけないという意識で参加する人がいるから困る。」

というものでした。

また、部活動に入りたくない人は、

「1年間は所属しないといけないって辛い」

という意見も。

この対話には、保護者も参加されていました。

その保護者からは、

「1年目に取りあえずは、部活動を体験してみるということに意味がある。集団生活や先輩後輩関係を体験してみて、ダメなら2年生なら退部すればよい。」

と。

私からは、

「頑張っている人が正しくて、頑張っていない人が悪という考えになっていないか?」と。

また、

「その年、その時の部活動の在り方を全員で話し合うこと。自分の意見を言い合って、どういう場所にして行きたいかを話し合って、妥協するところはして、約束することは約束して。そういう時間をとった方がいいんじゃないかな?」

と。

 

次回は

なぜ自殺してはいけないか?

について書きます。

 

おわり