gt-24o’s blog

わかるとできるの違いに注意しながら、思慮深く、大胆に書きます。

文化祭で哲学対話 part1

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本日は文化祭でした。

そこで、いつもはクラスでやっている哲学?対話を一つの教室を使ってやってみました。

午前の部に一回、午後の部に二回行いました。

「哲学対話はこちら」という張り紙とA4サイズの資料を入り口に置き、参加者を待ちました。(チラチラ覗いたり、輪に入らず聞いているだけの人もいました。)

午前、午後ともに1、2、3年生、教員、保護者、卒業生がまぜこぜで語りました。

対話のルールを、

1  何を言ってもいい

2 否定しない茶化さない

3 聞いているだけでもいい

4 問いかけるよう心がける

5 知識ではなく、経験に即して話す

6 話がまとまらず、意見が変わってもいい

7 わからなくなってもいい

この7つで設定しました。

また、

誰かに意見を求める場合、求められる場合のルールも追加しました。

1−1 何を言ってもいい(何を質問してもいい)  に追加して、

1−2 質問されたことを言わなくてもいい

1−3 質問されたことでないことを答えてもいい

も設定してみました。

1−2があることで何を言ってもいいという雰囲気が生まれた気がしました。

何度も対話し、ルールの大切さを実感します。

 

・入室したら立場を忘れちゃおう

・椅子は等間隔で並べよう

・途中退室・参加 OK

という3つは黒板に書いて声かけもしてみました。

 

輪になり対話をする前に、

3、4人グループになって、

2人、もしくは3人が残り一人に対して、3分間質問を続けるという時間を取りました。

ルールの確認とアイスブレイクを兼ねて行いました。

ここで答えたくないことには答えなくてもいいことを確認できると、

その後、自由な発言や意見交換ができるように思えました。

 

本編

1回目テーマ

・自分の生活に満足しているか。

・生きる意味とは?

・趣味

・女子はなぜスカートなのか

・男子はなぜズボンなのか

・野球部はなぜ坊主か

 

まずは趣味について話しました。

盛り上がって、色々と聴き合いました。

自分のこととなるとみんな饒舌で聞いているだけで楽しかったです。

その次に、3つのテーマを同時に話すことにしました。

・女子はなぜスカートなのか

・男子はなぜズボンなのか

・野球部はなぜ坊主か

その理由としては、

問いを出した生徒が、純粋な疑問というよりは、

「何で選べないんだ!」という問題定義をしている共通点があったからです。

野球部経験者は坊主のことを、男子はズボンについて、女子はスカートについて自分はどう思うのか。考えていきました。

そもそも考えたことがないという意見がある中で、

問題定義をした生徒は、自分の思いを伝えてくれました。

女子生徒のAさんは、

中学になるまでスカートを履いたことがなかったからとても抵抗があった。

また、

女子生徒のBさんは、

愛知県内の違う工業高校では、スカートとズボンが選べるのになぜうちの高校は選べないのか?

という意見でした。

Bさんに対しては、ある高校が選べるのにうちは選べないということなら、ある高校へ行けばいい。うちで学びたくて、選びたいならその自由な言動に、責任ある行動をしてみたら?と聞いてみた。

必要な手続きを生徒指導部や生徒会の先生と相談し、僕らで変えていくことができないかな?と問いかけてみた。

Bさんのこれからの行動が楽しみに思う。

(しかしながら、自分が言ってしまうとそうなってしまうとこがある。意見を言うよりも問いかけることが大切。ルール4が大切だ・・・)

 

ズボンとスカートが選べないことで、本当に苦痛に感じている人がいることに気づけた

。坊主もしかり、髪型のせいで野球をやる環境がないってどうなんだろう?と。

マジョリティがマイノリティを押しつぶしてはいないだろうか?と。

 

そういう人が苦痛にならなくて、かつ、

その問題に苦しんでいないその他の人が困らないルールなら変わっていいんじゃないかな?と問いかけてみた。

すると、そもそも、自分たちが動いて変わるの?という感じ。

これはいかんなぁと。

哲学対話をやってみて、対話を場を設けることの必要性を感じる。

対話という形で、自分の声を届ける方法を共に学んで行きたい。

 

先生のコメントから・・・

ここに参加する先生は、立場をギリギリまで忘れられる人だと思いましたが、

参加したある先生からは、

「もう少し言いたいことはあったけど、初めてだったから言えないところがあった。」

という言葉をもらいました。

そこまで言えている時点でいい意味で立場を忘れて話してくれているようで、何だか嬉しかったです。また参加してもらえるように少しずつオープンにして行こうと思っています。

 

おわり

 

参考書籍

考えるとはどういうことか 0歳から100歳までの哲学入門 (幻冬舎新書)

子どものための哲学対話 (講談社文庫)

クラス会議入門 (THE教師力ハンドブック)