哲学とは?
「問い、考え、語り、聞くこと」
対話とは?
「言葉にできることと、言葉にできないことのやりとり。」
対話のルール
・何を言ってもいい
(何を聞いてもいい・聞かれたことに答えなくていい・聞かれてないことも話していい)
・人を否定したり、茶化したりしない
・ただ聞いているだけでもいい
・お互いに問いかけるように心がける
・知識ではなく、経験に即して話す
・話がまとまらなくても、わからなくなっても、意見が変わってもいい
午前の部
3年生のサッカー部を中心としたメンバーが参加してくれました。
テーマはてつがくおしゃべりカードの中から選びました。
1つ目のテーマ
「お金持ちのビジネスマンは、ホームレスより幸せ?」
2つ目のテーマ
「おばあちゃんがまちがっていたら、注意してあげてもいい?」
3つ目のテーマ
「死が美しいのはどんな時?」
でした。
少しずつ参加メンバーが増えていったので、テーマを2回かえました。
2つ目のテーマのカードがこちらです。
使ったカードはこちら!
参加メンバーの一人が、昨日、バス停でタバコを吸うおばあちゃんを注意したそうです。
タイムリーな出来事だっただけにいろんな意見が飛び交いました。
注意した理由は、
・並んでいる大人は嫌な顔をするだけで何も言わなかったから自分が言うしかない・・・
・自分の目の前で吸っていたから
とのことでした。
その時の様子をきいていて、ほかの参加者が、
・言い方がきつすぎる。おばあちゃんがかわいそうだ。
という意見も出ました。
その後は、どうやったらそのおばあちゃんが気持ちよくたばこを吸うのをやめてくれるか?
という視点で話がなされました。
3つ目のテーマは、死について取り扱いました。学校での取り扱いは慎重になりますが、哲学対話における対話のルールがあるからこそこの場で語ることが出来たのでしょう。
参加者の2名がエピソードを共有してくれました。
一緒に住んでいたおばあちゃんの最期に直面した話と、愛犬の最期の不思議な行動について話してくれました。
その後それぞれの死について考えてみました。
・後悔せず死にたい
・後悔はあるだろうから最小限にしたい
・いつも通り寝て、自らも気づかずに死にたい
→そのために頑張って健康を保ちたい。
⇒その健康のためが毎日辛かったらどうする?
→んー・・・
っとすべては書ききれないのでこの辺りで。
あっという間に午前が終わりました。
次は午後の記事を書きます。