生徒から、「先生は知らないとばかり言うので困る!」
と言われた。笑
笑ってはいたが、困る部分もあったのだろう。
生徒には、私に判断できないことを知らないと表現していると言っている。
私は、生徒からの問に対して、「良い」とも「ダメ」とも言わないことが多い。
なぜそれを問うのか。その行動をとった責任はとれるのかなどを問うようにしている。
全体の指導方針はあるが、その中で出てきた意見や質問をYES or NOで判断すると、
「西尾にこうだと言われた。」だけが残る。
AとBの選択肢があったとして、Aの選択、Bの選択それぞれにどんなこと起きるかを問いかけ、自分で選んでもらう。
自分で選んでもらうというより、その人にしか選べないからだ。
判断することもある。
それは「いいね!」と「嫌。」である。
私はこう思った。と伝える。
YES or NOで人を動かしても、その人の選ぶ力や目が養われない気がしている。