gt-24o’s blog

教員として働きながら、学習・交流団体「教師塾」を主宰しています。わかるとできるの違いに注意しながら、思慮深く、大胆に書きます。

選ぶ手伝いを。

生徒から、「先生は知らないとばかり言うので困る!」

と言われた。笑

笑ってはいたが、困る部分もあったのだろう。

生徒には、私に判断できないことを知らないと表現していると言っている。

私は、生徒からの問に対して、「良い」とも「ダメ」とも言わないことが多い。

なぜそれを問うのか。その行動をとった責任はとれるのかなどを問うようにしている。

全体の指導方針はあるが、その中で出てきた意見や質問をYES or NOで判断すると、

「西尾にこうだと言われた。」だけが残る。

AとBの選択肢があったとして、Aの選択、Bの選択それぞれにどんなこと起きるかを問いかけ、自分で選んでもらう。

自分で選んでもらうというより、その人にしか選べないからだ。

 

判断することもある。

それは「いいね!」と「嫌。」である。

私はこう思った。と伝える。

YES or NOで人を動かしても、その人の選ぶ力や目が養われない気がしている。