[対等と立場]
大原則として、人は人として対等だ。
学校では教員と生徒。
部活では顧問と部員。
家では親と子ども。
そんな立場はあるけれど、どんな立場にいても、
自分の大切なもの・ことがあるなら、
他人の大切なもの・ことは、
大切にできなかったり、受け入れられなくたって、傷つけてはいけない。
[存在の否定と否定的な意見]
傷つけてはいけないが、多くの人間が長い時間かけて関わる機会があれば、あれ?って思うこともあるだろう。
そんな時は、
① その人の存在を否定せず、
② その人の意見を理解しようと努め、
③ その人の意見に否定的な意見を
④ 感情的な態度を持ち出さずに
伝え合うこと。
感情はもちろん揺れ動くだろう。
感情が揺れ動いたまま言葉にすれば、それは態度に出る。
感情が揺れ動いても、落ち着いてから感情が揺れ動いたことも言葉にして伝えてみよう。
[どんな立場でも]
今後、出会っていく人たちの中には、
立場を前面に押し出し、立場だけを判断材料にコミュニケーションを取る人、
あなたと大切なもの・ことを知ろうとする前に、あなたの大切なもの・ことを否定し、
自分の大切なもの・ことを(意図せず)押し付けてしまう人もいるかもしれない。
これらの人たちは意図せず、立場がそうさせている場合もある。
だから、どんな時でも、否定的な意見こそ、落ち着いて自分の言葉で伝えられれば、自分を守り、相手に気づきを与えられる可能がある。
立場が違えど、常にどんな人からも学ぶ姿勢がある人同士なら、適した否定的な意見はそれらの関係に相乗効果を生む。
[せっかくの仲間]
せっかく共通の好きなものを介して集まったメンバーだ。
そんなメンバーだからこそ、否定的な意見を平気な顔して、感情を持ち出さず言い合える関係になれたらもっと部活は楽しくなると思っている。