七転び八起きという言葉がある。
七転八起の解説 - 三省堂 新明解四字熟語辞典
しちてん-はっき【七転八起】
何度失敗してもくじけず、立ち上がって努力すること。転じて、人生の浮き沈みの激しいことのたとえとして用いることもある。七度転んでも八度起き上がる意から。▽一般に「七転ななころび八起やおき」という。「転」は「顛」とも書く。
今回は
"何度もくじけず、立ち上がって努力すること。"
の方の意味について考えたい。
学校は生徒に合わせ、できないことが出来るようなる仕掛けを用意する。
①できないだろうこと
②できてしまいそうなこと
③教員ご努力を支えれば乗り越えられそうなこと
を予想し、多くは③を用意する。
しかし、これらは
"生徒であるあなた"
ではなく、
"あなたたち"
を予想して用意される。
七転び八起き的に言えば、
転ばない人、躓いても持ち堪える人、ガッツリ転ぶ人
がいることを想定している。
さて、ここからいくつか大切だと思うことを。
1.ただでは転ぶな。
学校は転ぶことを想定している。
「転んでもいいや。どうせ起こして貰えるし。」これでは、もはや転んですらいない。何となく転ばされて、何となく立たせてもらった感じにしてもらって、転んだ分析をせぬまま「なんか転ぶ人」にされてはいけない。
学校の転ぶ人を想定してる感は、生徒の皆には伝わりきっているだろう。だから、こけても気にすらならないのはよくわかる。だがそれでもまずは前のめりになってみる。転ぶのはそれから。転ぶなら、前のめりに盛大に転ぶ。
2.1をクリアしながら転んだときが大チャンス
前のめりに盛大に転んだときがチャンス。
学校は起き上がるための方法も助っ人もたくさん。しかし、助けたい人まみれなので、助けを求めるのは起きれないなあと思ってからでいい。
3.起き上がり方を学ぶ。
どこまでは自分で起きれるか、どこからは助けてもらうか。
この線引きがとても重要。
4.学校で転ばなかった人、転んだ人も自分がチャレンジしたことで転ぶ
1〜3までははっきり言って、転ぼうがどうかは大して問題じゃない。
だって助け方を知っている人が転びそうな善良な罠を仕掛けているだけだから。
誰にも言われずして自分100%のチャレンジをしてみてほしい。
そして、盛大に転んで欲しい。
(転んで沢山のお金がかかることや自分の行動を自分でカバーできそうかどうかは身近な大人に聞いてみよう。)
5.自分で起きようとする。
起き方が大事だ。起きる時にこそ学ぶことがある。特に自分にしかない転び方であればあるほど、起き方も自分の方法になる。
この回数を重ねた者は色んな起き方を知っている。色んな置き方を知っている人は、転んだ人の役に立てる。
6.自力or他力で起きる
自力がだめなら、助けを求めることも大切だ。
1人で転んで、起きれるようになれば、
ある程度の人数でチャレンジしてもよい。
まとめ
私自身も沢山転んだ自覚がある。
これからも転ぶんだろうなあとも思う。
七転び八起きでは留まらず、チャレンジしたい。
沢山転んで、沢山起きて、カッコいい転び方も、カッコいい起き方も身につけたい。