この2年バレーボール部の主顧問だった。
昨年は、3年生の担任をやりながら部運営をほぼ一人でやっていた。
自分が中に入りながらも俯瞰して見なければならないこともあった。
今年は私を含め三人体制だった。
一緒にプレーできる先生やバレー指導歴の長い先生が一緒だった。
心穏やかに練習や試合を見ることができた。
一人で顧問をしているときには、状況に応じて様々な振る舞い方をしなければいけなかった。
今年は3人が場面に応じて部員と関わった。
私は自分らしい関わり方をすればよく、多様な関わり方があればこそ全体のバランスが取れた。
自分一人だとどうしても盲点ができる。学校という場所ではこの盲点は大きな落とし穴になりかねない。
自分を出しながらも、自分が見えていないところに自覚的になるのには限界がある。
今年、3名で顧問をできた体験は貴重だった。
また、担任クラスでも色んなことが起きた1年だった。
行後の学習指導も今までになく行った。
部活・自クラスを超えて、数多くの生徒の課題と対峙し多くの生徒と関わる1年だった。
今年、部顧問が自分一人だったら?
学年主任の助けがなかったら?
なんて、”たられば”の話をしてはいけないが、私やクラスの皆や部員がどんな形であれ、今日までやってこれたことを考えると、”ご縁”に感謝だ。
また、自分がいつ・どこで・誰に必要とされているかを判断し、自分の力・特徴を発揮できることも重要であると感じた。
おそらく、いつ・どこで・誰に必要とされるかは選べない。
どう環境を変えても、フィットする役回りがある。
そこで素直に力を発揮できたらそれでいいような気がする。