本日は卒業式でした。3年の担任としての記事を書いてみます。
3年間を通して、私が彼らと関わるときのテーマは、「自立」でした。
私の考える「自立」は3年間、彼らと関わるうちに変化していきました。
私は当初、自分でできる事を増やしていくことが自立であると考えていました。
自分でやれることをどんどん増やす。これ自体は悪いことではない。
それが、
”自分ですべてのことをやりきることがいいこと”
まで行き過ぎるとバランスがいまいち。
自分が苦手で誰かが得意なことは誰かにやってもらえばいいし、
やってもらって、誰かがその人の得意を私のために活用できて、その人が力を発揮できたことに嬉しさ・楽しさがあればお互いに生かし合っていることになる。
それは逆もある。
自分の力を誰かのためにスッと使えて、そこに嬉しさ・楽しさがあれば言うことなしだ。
今は自立についてこんなふうに思っている。
卒業証書をクラスで渡し終えて、少し話そうとした。
正直、今日までの日常で伝えたいことは伝えきった。
だから、そんなに話すこともないんだよ。
強いて言うなら、自立の意味を教えてくれてありがとうと伝えようかと思っていた。
けど、こんなプランは全然崩れて、
二言目くらいから涙が出てきてしまった。
なんで涙が出たのか、今でもわからない。笑
「先生どうせ泣いちゃうんでしょ!!」
と少し前に言われていて、
少しもそんな気はしていなかったけども、
グダグダに泣いていた。笑
その時にはみんな笑っていて、自分も泣きながら笑っていた。
みんなには感謝だ。
以下は2年前と1年前の記事です。よかったら。