gt-24o’s blog

教員として働きながら、学習・交流団体「教師塾」を主宰しています。わかるとできるの違いに注意しながら、思慮深く、大胆に書きます。

卒業式前夜

卒業するのは、子どもたちなので私がどうこうってことはありませんが。笑

今年の卒業生は新任として、名南工業高校にきて、2年間副担任として関わりました。

担任の先生より多くの授業をもって、面接の練習もしたし、座学では補習もしたし、

3年生の「課題研究(工業高校の総合的な学習)」という授業では、

「学校の人を幸せにする研究」なんていうテーマで、研究内容を決めない状態からスタートしたりしました。

 

去年から今年にかけて、2年間で私が伝えたかったものは何か。

「失敗力」だと思います。

むちゃくちゃ失敗しました。

何をもって、成功・失敗なのかと言われれば、線引きは私もよくわかりません。

みんな好きなことを言っていますから。笑

自分の中では、「そこはそんなに問題ないだろう。」というのも、他の先生から見ると問題だったりして。

そんな時なのに、すこぶる前を向いて、同じ失敗をしないように、1秒反省して、常に前を向き続ける。行動する。チャレンジする。だって、やってみないとわかんないからね。

(先輩)先生のいうこと=正しい

(正しいこと多い。笑 しかし、ここでいう正しいとは、学校として何事もなく過ぎていくことに近い。)

ではなくて、冷静になって自分なりに考えてみる。

それを実行してみる。

するとそんなに問題じゃないこともある。

自分の中で大切にしている、信念や理想(心の声)をしっかりと自分の中にもち、自分の責任で行動していく。

(涙目になりながら、ポジティブ発言をしている時はさすがに慰められましたが。)

 

私のこれからの課題は、他の先生との関わりです。

失敗しないようにするわけではなくて、

真摯にチャレンジしていくことです。

周りの方々に理解を得られれば、意外と様々なチャレンジをさせてもらえることがわかってきました。

これが面倒すぎて、嫌になるようなら、また考えればいい。

そんなときだって前向きに。今できることがまだある。

脱線しましたが。

彼らは、僕がどんだけ失敗したって、笑って僕を受け入れてくれました。

失敗力を高めさせてくれた彼らに最大の感謝をもっておくりだしてきたいと思います。