担任をさせてもらっている3年生の進路が決まった。
2年半の間、それぞれ積み上げたことが実を結んだ形にはなった。
どの会社が?どの学校が?という選択肢の中から選ぶように進路を決めるようになっていた。
これから働く事と向き合うと、自分がどう生きていくかをもう一度、自らに問うことになるのかなと思う。
全員が、これからの人生に満足いってくれればそれに越したことはないが、「こんなはずじゃなかった。」というタイミングもあるだろう。
一時的に周りのせい・環境のせいにすることもあるだろう。
しかし、そこから一歩踏み出し、学び、行動していくことでしか、言い訳する人生からは逃れられない。
(辛くなったらすぐに声かけてね!)
自分の人生の当事者であり続けられるように、今日まで関わってきた。
他の先生からは無責任であるとか薄情だと意見を頂くこともあった。
責任があり、情のある関わりかどうかは、それぞれの先生が大切にする価値次第だから意見がぶつかり合うこと自体は自然だ。
それでも、彼らが自分の頭で考え、自分の判断に責任をとれるのは自分以外にいない。
就職・進学ができる事は、選択の連続の先にある副産物に過ぎないと思っている。
これからも続く、選択の連続に自分で考え、どんな結果が出てきても誰かのせいにせずその人らしく生きてほしいと思う。