gt-24o’s blog

教員として働きながら、学習・交流団体「教師塾」を主宰しています。わかるとできるの違いに注意しながら、思慮深く、大胆に書きます。

自習室

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1学期の授業振り返りを踏まえて、2学期から自習室を開いています。

強制しない・指示しない関わりをすると決めて、声をかけています。

声をかけてみると、学習を行うことに抵抗を表す生徒はほぼいません。

いつどこでやるのかを生徒が決めているものありますが、

できるようになりたいという前に進む力は程度や方向性はあれど、誰にでも備わっているんだと感じました。

 

定期的に実施する小テストで基準点に達しなかった生徒は、再テストの日程を生徒で決め、再テストに向けて時間を見つけて勉強してくるのか、再テスト前日に学校でやるのか、その日に学校でやるのかなどを決めています。

小テストの問題は全て開示しており、ある期間中に解けるようにしさえすればできるようになります。

それは生徒も分かっているのですが、その状態に持っていけない。

「アタマでは分かっているのですが、、、」という声をよく聞きます。

この自習室では、手を動かして「アタマでは分かっているのですが、、、」という状態から、抜け出して欲しいと思っています。

自分で自分と向き合い、課題に向き合う機会を授業や自習室を通して作り出していきます。