gt-24o’s blog

教員として働きながら、学習・交流団体「教師塾」を主宰しています。わかるとできるの違いに注意しながら、思慮深く、大胆に書きます。

掃除 声かけ 関係性

本日、第二種電気工事士の技能試験がある。

先月から生徒は補習に参加し、合格を目指してきた。

先日、その補習の指導担当だった。

電気工事は以下の写真にケーブルや器具をつなぎ合わせて、回路をつくる。

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実習室はビニールの被覆や細かい銅線が散らばる。

部活動も資格取得も頑張りたい生徒や、家でゲームをする時間を確保したい生徒は回路をチェックをすまし、早々に実習室を後にする。

各自清掃としているが、どうしても自習室の床は原状復帰とはいかない。


話は少し変わり、

私の家での掃除洗濯炊事は、やろうと思った人・気づいた人がやればOKという感じだ。

担当しているホームルーム教室を毎日帰りST前に掃除の時間がとられているが、家での感覚と変わらずその時間を過ごしている。

 

話は戻り、実習室にいた私は掃除を始めた。

私と同時にある生徒も掃除を始めた。

私が終わった後も私より少し長く掃除をした。

現状よりきれいになった。

その時、私はその生徒にどう声をかけようか迷った。

 

「ありがとう。」

が最初に頭に浮かんだが、ちょっとしっくりこなかった。

迷ったあげく、

「おつかれーい♪」

と声をかけた。

 

掃除をすると気持ち良い気分になる。

誰が使った実習室かはともかく、二人で掃除をした。

二人は掃除をして気分が晴れやかになった同志だ。(大袈裟だけど。笑)

「掃除っていいよな^ ^」

と声をかけたかったなあと振り返った。

 

生徒とどんな関係性を構築しようとするかで、声のかけ方が変わるのかもしれないと思った。