gt-24o’s blog

教員として働きながら、学習・交流団体「教師塾」を主宰しています。わかるとできるの違いに注意しながら、思慮深く、大胆に書きます。

未来デザイン考程 2: 現状把握

未来デザイン考程の紹介記事を半年前に書きました。

gt-24o.hatenablog.jp

さらに詳しく全体像が見え、かつ第一考程について紹介されている記事がこちら。

gt-24o.hatenablog.jp

私は、2017年10月から2019年2月現在までに、①〜⑤考程までを2セット行いました。

現在、ブログで紹介しているのは、1周目のものです。

前回は理念設定考程のシートを紹介しましたので、

今回は現状把握考程のシートを紹介します。

 

この現状把握局面は2枚目のものです。

1枚目は、具体性にかけてしまい、ボツになりました。

現状把握局面では、具体的で誰にでも伝わる表現が必要です。

素材データの下から六番目に

「2017年11月から「哲学」に興味をもち10冊以上の本を読んだ。」

とあります。

「哲学に興味を持つ」がどんな状態かは人によって違います。したがって、

「2017年11月から哲学に関する書籍を10冊以上読んだ。」

と直せるかもしれません。

また、「哲学」には当然、学問として深い歴史があります。

誰の本なのか、哲学のどの分野なのかが示されればさらに具体性のあるデータになるでしょう。

事実に近いデータが求められますが、

上記データの場合、どこで読んだのか、何日に何を読んだかなどを加えると事実に近づきますが、不必要なデータでもあるので、

「情報の価値」という視点も忘れてはいけないでしょう。

 

次回は③未来予測・未来デザインを振り返ります。