・未来デザイン紹介記事がこちら
「未来デザイン考程」と寺子屋塾中村教室 - gt-24o’s blog
・使用教材について
未来デザイン考程の内容について本から引用します。
第3章より
未来デザイン考程は、事業や人生の未来像をデザインし、その実現に向けて取り組む計画を立案するための思考ステップです。
未来デザイン考程は、最新の問題解決学を応用し開発されたものです。問題解決学が主にマイナスの素材を扱うのに対し、未来デザイン考程は主にプラスの素材を扱います。
事業や人生の未来像に当てはまらないテーマでも、考えることはできます。
考えるとき、何からどう考えればいいのかを考えることは重要なのですが、
要素がありすぎて、混乱することもあるでしょう。
この未来デザイン考程は事業や人生について考えるだけでなく、
考えるための流れを新しくインストールするような効果もあるように思えます。
未来デザインは、テーマに対して6つの局面に分けて考えていきます。
(※最初のテーマの答えが最後に出ないこともあります。テーマは仮設定というイメージです。)
・6局面と①と②局面についての簡単な説明
(簡単な説明は私感です。①、②について書いてみたのは、未来デザインセミナーのファシリテーターから、①と②が重要であると言われたことと、実際に自分が実感してるからです。)
① 理念設定
⇨ 人生の目的を考え(てみ)て、進んでいく方向性を仮設定する局面。生きる目的がなければならない訳でなく、もう私達は既に生きていますから、あるならば確認しカタチにする。考えたことがないなら考えてカタチにしてみる局面です。
(※仮設定と書いたのは、この理念が完璧に理解して生きている人は少ないように思うからです。)
② 現状把握
⇨ 理念設定は遠くを見つめて指針を見出しますが、現状把握は今にフォーカスして自分がどうなっているのかを自分で見つめます。具体的に誰がみてもわかるような表現で自分の状態をあぶり出します。
(※なかなかこれができない・・・)
③ 未来予測・未来デザイン
④ 要所解明
⑤ 方法立案
⑥ 計画編成
私自身は、2017年10月から2019年2月現在までに、①〜⑤までを2セット行いました。
現在、ブログで紹介しているのは、1周目のものです。
下記の写真が、第1局面の「理念設定」のシートです。
未来デザイン考程を始めるあたり、
まずは未来デザイン考程を用いて、考えたいスタートテーマを設定します。
テーマは人によってまちまちなので、
どんなことについて考えられるのか気になりましたら気軽に質問をどうぞ♪
私の1周目のスタートテーマは、
「多様な立場の人々の中で行われる”教育”において、共通した大切なことを探求する上で、今の職業は適切か?」
でした。
簡単に言ってしまえば、キャリアデザインとなるのかもしれません。
写真左の [素材データ] に優先順位をつけ、
写真右下半分のように [本文] では、素材データを分類しまとめます。
[本文] を何度も読み返し、 [心象図] を描きます。
[本文] 、 [心象図] を意味を味わいながら、[主文] を書くという流れです。
簡単に”まとめる”、”味わう”、優先順位をつけるといいましたが、
ファシリテーターから意見をもらったり、データや文章を見てもらいながら、
1日かけてシートを書き上げました。(シートを書くスピードは人それぞれです。)
書き上がると思考が整理される実感が持てました。
最終的な [主文] は、
「豊かな自己表現による、対話・交流・探求によって、人と人との間に起きる諸問題を解決し、他者貢献をしたい。」
となりました。
[主文] が書きあがったところで、テーマも微修正しました。
次は現状把握局面に続きます。