gt-24o’s blog

教員として働きながら、学習・交流団体「教師塾」を主宰しています。わかるとできるの違いに注意しながら、思慮深く、大胆に書きます。

理想と枠組み

何をするにしてもルール(枠組み)というものがある。

ルールがないゲームはつまらない。

枠組みがないと何をして良いかもわからないことがある。

 

しかし、ルールや枠組みがガチガチに固まっていて、選択肢がなく、一本道を歩むことを強制され続けるのも辛いものがある。

 

私はルールや枠組みに意味や目的が無ければ納得できないたちである。

だから、独りよがりな部分もあるが、自分なりに考え、自分なりの答えを出す。

「前例があるから。」とか「普通だから。」、「ルールだから!」というのはなんとも面白くない。

当たり前が、当たり前じゃないことなんて山ほどある。

それを直視せず、何となく生きていくことは自分に無意識に制約をかけ、意味もわからず苦しいことや、無駄なのではないかと思うことに時間をかけ続ける結果になるかも知れない。

 

私の目の前に、横たわっているルールや枠組みは、守る側ではなく、"守らせる側"のために作られたものが多い気がする。(そもそも、"守らせる"っていう表現もおかしいけど、あえて使います。)

守らせる側が楽をするためのルールだったりする。

結果、自分の首を絞めていることが多いとも思う。

 

 

そして、いつも考える。

ルールや枠組みを変えるのか?

それとも、そこから飛び出すのか。

 

悩んでいるわけではない。

そのルールや枠組みの中でできることはたくさんある。

今が充実し、楽しく、感謝する環境とも思える。

 

がしかし、そこまで気づいていながらそこにいるのか?

とも。

 

そして、それは逃げなのではないのか?

とも。

 

迷いではなく、その環境の良い面とそうでない面がかすかに見え始めているからこ、その考えなのかも知れない。

現状を直視し、何とか、もがくからこそなのかも知れない。

 

決断できないということは、今は決める気がないということだ。

だが、いつかその時が来たときにすぐに動ける準備になる思考だと思った。

決して、現状から目を背けず、自分の中にある"目的"を大切にしていく。