こちらの本を読んでいました。
一部抜粋します。
第3章 観察は、いかに歪むか p.111
悲観を準備する力に変える ー ネガティビティバイアス
-中略-
未来のポジティブなことは漠然としたイメージしか抱くことができないけれど、ネガティブなことはすぐに仔細に浮かぶ。からといって、ネガティブなことがそれだけで起きやすいかというとそんなことはない。なのに、悲観的になってしまう。人はポジティブな情報より、ネガティブな情報に注意が向けやすく、記憶にも残りやすい。これは、「ネガティビティバイアス」と呼ばれる。
哲学者アランが『幸福論』で指摘した「悲観主義は気分だが、楽観主義は意志である」という有名な言葉は、人間とはネガティビティバイアスに影響されている状態が一般的で、悲観を抑え、楽観的に思考するには意志の力が必要だということを簡潔に説明している。
日々の中で、「何だかネガティブになってしまうなぁ、、、」なんて思うとすると、
「〜なってしまう〜」の部分に、ネガティブな思考になりすぎてはいけないという思い込みがあるかもしれない。
しかし、そもそも日常的に振り返りを行わずにいれば、ネガティブに思考するのが自然なのだと。
今はスパンを決めてブログを書いていない。ブログを書いていた頃との違いを言語化できないながら感じていた。(ブログをスパンを決めて書いていない=定期的な振り返りをしていない)この違いのヒントが抜粋した部分にあるような気がした。
ブログを書き続けた後、書くのをやめたことで気づけたことでもあるだろう。
こちらの本は持っていたので少し読んでみようと思うが、
記事を見つけたので、こちらについても読んでみた。
併せて読んでみて下さい。