gt-24o’s blog

教員として働きながら、学習・交流団体「教師塾」を主宰しています。わかるとできるの違いに注意しながら、思慮深く、大胆に書きます。

これはペンです。

久しぶりに職場のことについて書いてみます。

今年は2年生の担任をしていまして、

すでに来年の就職のために動き出したり、

成績や授業時間数などの管理のため膨大なデータの処理に追われているところです。

(少しずつやっておけばいいものを・・・)

 

今年は、新たな授業スタイルに取り組みました。

良いところも課題も見えましたが、

生徒たちからの意見も聞きつつ、形を変えながら今日までやってこれました。

同じ教室で学んできた生徒(仲間)たちに感謝です。

 

しかしながら、社会に背を向けてしまう行動をとってしまう生徒もいたのも事実です。

多くの時間を取りました。

何事もない楽しい日々がどれだけありがたみを感じつつ、

同時にネガティブな印象の強い1年だったようにも感じていました

(過去形です。ペン一本で過去形になりました。笑)

しかし、私が言いたいのは誰が悪いとか、辛かったとか。

そんなことではないです。

 

このペンは、卒業式を明日に控えたある3年生から頂いたものです。

彼とは1年生の時に、3週に一度3コマ連続の実習の授業を担当していました。

月に1日その授業の日に、祝日があれば、月に一度しか授業では合わないことになります。

昨年、彼が2年生の時は、私は1年生の担任です。

昨年も今年も、授業は持っていません。

しかし、1年生の時に授業では、よく話しました。

そして、よく笑いました。

よく話し、よく笑う関係は今年まで続きました。

プロスピ(ゲームアプリ)一緒にやりましょうと言われ、

しぶしぶダウンロードすると意外に面白くてハマってしまったりしました。笑

 

そんな彼が、ペンをプレゼントしてくれました。

彼は、

「お世話になりました。」

と言いました。

 

僕は、戸惑ってしまったのが正直なところです。

言い方が悪いかもしれませんが、お世話をしたつもりは全くありませんでした。笑

 

それでも、彼はペンをくれました。

その彼の担任の先生から話を聞くと、

私は話題にしていることが時よりあったそうです。

 

自分が、頑張ってお世話をしている(してあげている)と思っていても、

それを相手がどう受け取るかはわかりません。

損得やギブアンドテイクの関係で終始することだってよくあることです。

 

今回の場合は自分が全く意図していなかったことが、

彼との関係の中で、何らかの反応が起きていたのでしょう。

 

話は変わり、自分の担当授業のことです。

1年間の授業の振り返りを担当2クラスの生徒たちに書いてもらっていたので、

それを眺めていると、嬉しいことがたくさん書いてありました。

私はその振り返りを書いてもらった授業は、自分だけで担当していたこともあり、

色々なアイディアを盛り込んだ授業でした。

なので、

半ば当然かな?

とも思っていました。(思い上がりです。涙)

生徒たちが書いてくれた嬉しい言葉の一つを噛み締めて、

素直に喜ぼうと思いました。

 

ペンと嬉しい言葉に

ありがとう!

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