先日、彼女ができた友人と、結婚をして少し経った友人と話す機会があった。
結婚をした友人曰く、
パートナーとの結婚はパートナーとの関わりに留まらず、相手方の家族と関わり始めることでもあると言っていた。
この意見・体験談は彼から聞いたのが初めてではない。特に不思議な話ではないが、体験談や意見の出し方が、「〜しないといけない。」という切り口の話は少し気になることがあった。
(今回の話ではその違和感はなかった。)
違う家族の二人が出会い、時間を共にすれば、価値観が違いに気づくことは当然だろう。
その価値観の違いを対話を通してクリアしていく際に、これまで所属していた家族の価値観があたかも正しいかのように振る舞うと前に進みにくい。
(何でもかんでも対話で解決できるとも思っていないし、そんな余裕がない時だって、無理だと思うことだってある。)
二人の課題は二人でしか扱えない。
前所属の家族が二人の関係に二人から求められず、同意なく介入があれば二人は大変かもしれない。
子は親を選べないが、子が一人で生きられるようになれば家族を選べる。関わりたい人は選べると言っても良い。
親になったことがないので分からないけれど、子は親を選べないのと同じく、親は子がどう生きるかを選べない。
繋がりが強い印象のある家族だけど、関わりは家族による。
無数にある家族の在り方のヒントになりそうな記事だと思いました。