gt-24o’s blog

教員として働きながら、学習・交流団体「教師塾」を主宰しています。わかるとできるの違いに注意しながら、思慮深く、大胆に書きます。

質問の目的

私は学校生活の中で生徒から質問される機会が多くあります。

質問の目的は多岐に渡りますが、

私が思いつくものをザックリとまとめてみます。

 

① 一般的な答えなどなく、その人の中にしか、その人が仮決めで答えを導き出すしかないような質問

⇨この質問はその人と一緒に考えるのが好きです。笑

 

②テストの問題のように答えは用意されているが、持てる全ての力を使ったけどわからないからする質問

⇨わからない状態でずっと考えるのは辛いので頃合いで聞くのがいいと思っています。わからないところがわかって、課題がうっすら見えている状態での質問は②かなと。程度は人それぞれですが。

 

③失敗したくないので、事細かく聞いて自分にストレスをかけないための質問

⇨この質問に答えることはあまりしないようにしています。というより、この質問には質問で返します。これは私が決めることかな?っと聞くようにしています。ほとんどの場合はその人の中で決まっていることを保険的な感じで聞いているだけだからです。

ただ問題は④ との区別が難しい。

 

④ 質問をする相手とのコミュニケーションが目的の質問

⇨ これは③ と見分けがつきにくい。しかし、この質問は日常生活の中では多く存在し、人との距離感を保つのに大きな役割があるように思います。

あと、私はこの質問をするのが苦手です。笑

 

これらの質問を分類して、対応するようなことはしません。

相手の状態、相手との関係性などで大きく目的は変わってくるからです。

 

④ って無目的なのですが、無目的なのがいいんですね。

 

おわり