前回の記事は、質問そのものについて書き、約一年前に書いていた記事も載せました。
今回は質問と人間関係について。
part1では、
質問をするときにまずは自分で考えてみてほしいと書きました。
何から何まで行動を縛られ、指示通りに動くことを良いとする価値観で接しられたその人は、その価値観で動き、指示を待つようになりがちです。
指示を出すことが多い人が、急に、
「自分で考えて動きなさい。」
と言っても、
これは、指示を出しているわけで、その人は指示を出した人の正解を考えて動くでしょう。
用意された、あるはずの答えに布を被せて、これは何だ?と言っているようなものです。
質問することが多い人は、
どんな結論だろうと、その結論(仮定)でやってみて、その先に何が待っているのかをその結論を出した人が見届ける。
これを積み重ねてみる。
質問をされた人も注意が必要です。
質問をされても、答えを簡単に用意せず、その人なりの仮定にたどり着けるように問いかけることが必要になります。
これは面倒ですが、続ければ質問する側に変化が現れます。
質問する人が、
自分の考えを用意したり、
第三者からのデータを調べたり、
タイミングを見計らったりして質問を投げかけてくるようになってくるように思えます。
質問の質は関係性にあると思っています。
日頃の関係性から意識したいです。