gt-24o’s blog

教員として働きながら、学習・交流団体「教師塾」を主宰しています。わかるとできるの違いに注意しながら、思慮深く、大胆に書きます。

結果との向き合い方

結果までの道のりをプロセスと呼ぶとしよう。

このプロセスの中に、様々な試行錯誤や努力もあったとしよう。

そして、この試行錯誤や努力が強制されたものでなく、自分で・みんなで決めてそれをやり遂げてきたものであったとするなら、私はこのプロセスには価値があると思う。

 

 

結果はこちらの努力や試行錯誤ではどうにもならないことがある。

だから、結果だけを求めるのは危険だろう。

結果が出ないからといって、今までの日々を全否定するのは何とも虚しい。

 

では、プロセスに意味があるのだからと、

結果から目を寒ければ同じことを繰り返すことになる。

そうしたい人も少ないだろう。

 

結果を正しく認識し、改善できる点からは逃げず、諦めることはサッと諦める。

人が集まれば集まるほど難しいことだけど、

結果と向き合うときに大切なことだと思う。

 

もうちょっと書くと、

別に何かを目指さなくたって生きていける

この前提がなくなると違う辛さが出てしまう気もする。

少なくとも、何か特定の目的のために活動している集団を見守る人には忘れないでほしい。

頑張らなくてもいいってことでもない。

頑張るかどうか、どれくらいやってみるのか、その課題は向き合わないかどうかは自分で判断していい。

一回逃げたって、逃げた後に向き合うべきものだとわかれば向き合えばいい。

全てに向き合い、全てを目指してやることもない。

目指してもないのに、今日の積み重ねでいつの間にか、違った景色が見えてしまうことだってある。

 

一回は目指してもいい。

嫌ならやめればいい。

やめてみてやりたくなったらもう一回やればいい。