育児休業もあと1ヶ月ほどです。
目の前の1日を過ごすだけでお腹一杯の日々。
楽しいし、大変。攻略法なし。
日々変化する子と、自分に向き合う日々です。
大変ではあるものの、子どもは自分を困らせるというより、子どもに対する自らの反応に困っていました。
特に怒りの感情のコントロールが難しい。
育児本を読む勇気がなかなか湧きませんでしたが、何となくこの本をパケ買いしました。
約1年の育児休業経たモヤモヤはこんな感じ。
「この困り感は、私だけのせいなのか?」でした。
この本の冒頭を読んだところで何だか肩の荷が降りた感じもしました。
私の努力ではどうにもならない幼少時から親元を離れるまでの体験が、今の私の困り感に繋がっているかもしれないようです。
冒頭部分を引用します。
第1章 子育ての遺産は連鎖する
過去は私たち(と、子どもたち)を攻撃する
子どもが必要とするものを挙げてみましょう。温情、受容、身体的な接触、あなたがそばにいること、限りない愛情、理解、さまざまな年代の人々と遊ぶこと、ほっとする体験、そしてあなたからの多大な関心と、あなたの時間をたくさん。なんだ、それを与えればいいなら簡単だ、この本はここで終わってもいい、と思うでしょうか?ところがそうはいきません。必ず邪魔が入るからです。
中略
しかし、今挙げた何よりも邪魔になることがあります。それは私たち自身が子どものころに与えられた体験です。自分がどのように育てられたか、自分が何を受け継いだかをきちんと見つめないと、過去が私たちを攻撃します。
私は怒りのコントロールに課題を抱えていますが、子への怒りではなく、自らの過去の体験に怒っているのだとしたら、子が可哀想です。
正しく言えば、
「子が可哀想なのだが、自分でもどうしようもない。」
のも本音でした。
少なからず、子へ怒るのなら、目の前の事象にだけ怒ってあげたいと思いました。
無理なく読み進めてみます。
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