第11回 教師塾「てつがく対話をしてみよう」 振り返り - 教師塾 blog
先日、行われた哲学対話(↑)のテーマの中で、
「優しさの定義」というものがあった。
桜井章一さんの言葉を紹介したい。
「優しいことはいいことだ」
なんて思えないなぁ。
だって、そう教えられたキミは、
学んだり、考えたり、
作られた優しさを出す人になっちゃうから。
作られた優しさは壊れてしまう。
だからボクはいらないよ。
気持ちよくやったら、優しかったというほうがいい。
優しさを先に出してくる人はいやらしい。
そういう優しさの裏には、
毒やトゲがあるから、気をつけてね。
「キミのことを考えてこう思うんだ」
「キミのことを思うからこそ、言いたくないことも言うんだ」
なんて言う人は、本当はキミじゃなくて、
自分に優しいだけかもしれないよ。
いいことだから優しくしよう、なんて考えずに、
自然に感じたままで、天然の優しさが出せるといいね。
語り合ってみたいテーマの一つです。