gt-24o’s blog

教員として働きながら、学習・交流団体「教師塾」を主宰しています。わかるとできるの違いに注意しながら、思慮深く、大胆に書きます。

失敗だと思えるということ

失敗は、

自分が設定した、思い描いた状態になれなかったとも言える。

A君は100点を目指して、50点だった。

A君にとっては失敗だった。

B君は100点を目指して、50点でも、

50点もとれた!やや成功か?

と感じている。

むしろ、B君は50点を目指していたのかも。

50点目指して、50点が取れている。

これをB君は成功と捉えている。

というかB君はこれといった指標を目指してはいないのかもしれない。

 

でもC君は150点を目指して、100点を取った。

C君は失敗と思うどころか、自分を責めた。

 

失敗だと思えるということは、

200点のイメージも300点のイメージすらも持てるという才能だと言えるかもしれないけど、

50点では満足できない不自由さがある。

 

そしてその、200,300点という指標は誰が決めたのだろうか。

誰かにあてがわれた指標に惑わされるのはつらい。

まずは自分の指標、いわば物差しを持ちたい。

 

おわり