失敗は、
自分が設定した、思い描いた状態になれなかったとも言える。
A君は100点を目指して、50点だった。
A君にとっては失敗だった。
B君は100点を目指して、50点でも、
50点もとれた!やや成功か?
と感じている。
むしろ、B君は50点を目指していたのかも。
50点目指して、50点が取れている。
これをB君は成功と捉えている。
というかB君はこれといった指標を目指してはいないのかもしれない。
でもC君は150点を目指して、100点を取った。
C君は失敗と思うどころか、自分を責めた。
失敗だと思えるということは、
200点のイメージも300点のイメージすらも持てるという才能だと言えるかもしれないけど、
50点では満足できない不自由さがある。
そしてその、200,300点という指標は誰が決めたのだろうか。
誰かにあてがわれた指標に惑わされるのはつらい。
まずは自分の指標、いわば物差しを持ちたい。
おわり