今の時代、弱いものたちが夕暮れ、強き者をたたく風潮がある。
まったくもって、浅はかな”社会における正しさ”という物差しを振りかざす。
どこにあるかもわからない誰のためでもない”一般論”を振りかざすことでしか、自分の(無自覚的な)ルサンチマンに折り合いを付けられない。
そんな悲しさ感を感じる。
みんな、もう少し寛容になった方がいい。それが今は真逆の方向に進んでいます。他者に寛容になれない。ネットの炎上は、社会だけに適応してしまった人たちが、自身の奥底に潜んでいる”社会という枠には収まりきらないバンパイア的なもの”を見せつけられたことよる過剰反応とも解釈できます。世の中全体の雰囲気として、バンパイア的なものを露出させた人間を標的にして袋叩きにすることで、自分は社会に適応している正しい人間なんだと思い込んで安心している。
どうすれば愛しあえるの より引用
欲望について恥じらうことなく向き合うこと。
おわり