gt-24o’s blog

教員として働きながら、学習・交流団体「教師塾」を主宰しています。わかるとできるの違いに注意しながら、思慮深く、大胆に書きます。

太い綱

子どもたちには、

自分たちで考えて、

自分たちで選択して、

選択に自信をもち(自分が信じられるから選択できるのかも)、

その選択に責任を持ってほしいです。

これは大人でも難しいことが多いです。

 

クラスなら、

40人というクラスとして、

一人の人間として、自立してほしいです。

 

質問されたら、

「どうしたら良いと思う?」

と返すことが多いです。

まずは考えて、それが行動に起こしても良い考え方であると感じてほしいからです。

わからないことはをスッと聞けることも大切ですけどね。

 

ただ、子どもたちがどんな選択をするかは子どもたち次第なので、

選択をしたことに対して、口を出したくなります。

どんな選択をするのか心配になります。

 

そんなときに大切なのは、

ふとーーーい綱を私が握っていることです。

綱の先には子どもたちがいます。

 

この綱は僕が引っ張ったり、緩めたりして子どもたちをコントロールするものではありません。

そして、この綱の存在に子どもたちは気付かない方がベストです。

 

自然な生活の中で、

私は綱が引っ張られているのか、こっちに余っているのかは知っていたい。

少しは動かしますが、綱の位置は子どもたちが決めるものだと思っています。

 

そして一番大切なのは、どれだけ激しく綱が動いていても私が離してしまわないことだと思います。

 

かなり抽象的ですが、そんな感覚を覚えたので書いてみました。

おわり。