gt-24o’s blog

教員として働きながら、学習・交流団体「教師塾」を主宰しています。わかるとできるの違いに注意しながら、思慮深く、大胆に書きます。

部通信 part45

[部活動が楽しい理由]


部活動を楽しいと思えているなら、それはなぜだろう。


各々、個人差はあれど、出来ることが増え、過去の自分と今の自分に変化がもたらせれば楽しさに繋がるかもしれない。

→個人の試行錯誤

チームメートの活躍、複数人が絡んだラリー、言葉のない意思疎通など、仲間と感じ合う楽しさもある。

→仲間との関わり

プレー以外での、自分の気配りや行動がチームの一助となった実感もあるかもしれない。

→感謝し合う関係


・個人の試行錯誤

新しいことを個人で学び、試し、変化する。

自分の何をどう自分を変化させるのか、何に興味があるのか。これから自分を掘り下げる余地が皆にはあると思う。


・仲間との関わり

学校では共に過ごす人はほとんどが初めまして。

今後、一度は共に過ごす人を選ぶ時が来るのではと思う。

そのとき、自分のことの知り具合は大切。

(誰も自分のことを100%わかる人なんていない。けど、分かろうとする姿勢は大事。)

 

・感謝し合う関係

感謝しあえる関係になるには、自分のことを知り続け、自分の楽しめるもの、楽しんでもらえるものを磨いていき、それを他者と共有する必要がある。


これからのことは分からない。

でも、この3つはこれまでの活動で体験しているはず。

バレーボールじゃなきゃダメなんてことはない。

(バレーボールじゃないとダメと思っているとしたら、それだけ好きなことがあるのも素敵なこと。)

ここで一番言いたいのは、

自分を楽しませられるのはいつも自分だ。

ということ。

これからの部活動にも、新たなことをするにしろ、上の3つの要素は大切だと思う。

料理の失敗

 

共同生活の中では、料理は作れる方が作る。

料理を失敗すると悔しい。

それはパートナーも同じようで。

 

作っている方はとても悔しがりる。

皮面が乃焦げたよ、とか

じゃがいもが硬いよ、とか。笑

 

作ってもらった方は、作ってもらっているだけありがたいのでいつも本当に気にならない。

味も大して気にしない。

 

2日でお互いに失敗し合ったのでので、気にしているのは作っている方だけであるのが面白かった。

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写真は豚肉とピーマンのカレー炒め

自己観察

私は寺子屋塾中村教室へ通塾し、メイン教材のらくだメソッドを毎日取り組んでいる。

gt-24o.hatenablog.jp

↑この記事にもあるように、

週に一度の通塾の際に、自宅での学習を振り返っての気づきや、寺子屋塾でらくだ教材を終えた後の感覚を書いている。

 

[8月]

8月は今日までにプリントをやらなかった日は1日だ。

7/31(土)に8月の1ヶ月の予定を確認して、”やれ(ら)ない日”を決めようとした結果、やれない日はなかった。

プリントのやる・やらないを決める自分を生むのは自分だけではない。

その自分だけじゃない要素に自覚的になれれば、プリントも少しずつやれるようになっていく。

プリントをやることは、

自分と自分に影響を与えていることに自覚的になることにもつながる。

 

4、5、6、7月と8月では自分の様子が全く違う。

1年前の8月の状況が違う。教材の種類も違う。関わる人も違う。立場も違う。

それでも、プリントをやって記録表を見て、振り返ることを繰り返すことで日々自分の状況を知ろうとすることは、今後も自分には必要なことだ。

大学の学び part3

今年度から佛教大学にて数学免許取得のために学びを進めている。

一昨日から3日連続でzoomによるスクーリング講義があった。

zoomでの講義の前に事前学習の資料が送られてきており、予習してから臨み、とても丁寧な説明と学習範囲の提示を頂き学びやすかった。

しかし、テストはイメージよりできなかった。

(その時は単位のことで頭がいっぱいだった。)

 

テストも終わり、

zoomから受講者が退出していく中、

一人の学生が担当教員に、

なぜ数学を教えているのか?

という趣旨の質問をした。

担当教員は、少し考え

「好き、?楽しいからですかねぇ、、?」

という感じで答えた。

その後、色々と質問していたが、楽しい以外にないと言っていた。

 

義務教育終了後の学びやスキルアップには、時間とお金が必要だ。

時間とお金は有限だが、その過程の楽しさは私の裁量で無限に広げられる。

楽しくなるまで、テスト点の心配をしないところまでやってみようと思う。

部通信 part44

[ラインナップシート]

2セット目のラインナップシートのミス。

申し訳ない。

こんなミスをする顧問だが、恥を忍んで今回も書きます。

 

[何度も言います]

地区・県大会を通してたくさんの試合ができた。

結果は県ベスト8。

目標の県大会勝利が二つついてきた。

部の活動目的は”楽しむこと”だとさせてもらうと、

目標は楽しむための設定基準。

それを忘れずに、これからも楽しむことを追求しよう。

 

[勝てば勝つほど]

試合に勝つほど、勝ちにつながる楽しさを体現できるほどに、相手は強くなる。

相手が強くなれば、楽しい時間は減り、勝負はシビやになっていく。

毎年県大会優勝を争うチームとの対戦があった。

チームごとに活動目的・目標は違う。

勝敗があるスポーツだから、勝ち負けにこだわるからこその楽しさもある。

しかし、忘れてはいけない。

(とても楽しそうにバレーをするので、心配はしてないけど。)

勝ちを求めるあまり、集まった仲間がそのスポーツが嫌いになってしまってはいけない。

(楽しさを追求するからこその、努力には辛いこともある。辛さの種類の見極めはとても大切だ。)

なぜなら、チームの目的は”楽しさの追求”だから。

私たちはインターハイ出場、春高出場を目的にすることを全員が同意して集まった仲間ではないからだ。

楽しさの果てに、県ベスト4があればよし。

楽しさの果てに、これまで倒せなかったチームを倒すことがあればよし。

できるだけチームのメンバー皆で楽しさを共有しながら、11月までこのチームで活動していこう。

 

[よくない時間にこそ]

どんなことにも、よい時とよくない時がある。

よくない時こそ、その人の人間性がでるとはよく言う。

ラインナップシートを間違えた私は、うなだれてしまった。

君たちの楽しい時間を阻害してしまったからだ。

しかし、今にフォーカスすれば私はうなだれるべきではなかった。

君らを応援することが最も大切なことだったからだ。

 

よい時も、よくない時も常に周りの人と影響を与え合っていることに目を向ける。

良い時には周りのおかげを実感でき、

よくない時に自分一人でも何ができるだろう?

と考え、動ける。

私もそう在りたい。

 

そして、この大会では、よくない時間の乗り換え力が一人一人についてきて、全員がよくなくてもそれを誰かが助け、生かしあおうとする姿勢がとっっっても見受けられたと思っている。

大会を通して、私はそこに感動した。

一人で自分を立ち直らせる姿勢。

誰かが誰かを立ち直らせる姿勢。

よくないときでも、次に集中する姿勢。

そういった姿勢はどんなことを通しても、今後出会う人の人の心をうつと思う。