gt-24o’s blog

教員として働きながら、学習・交流団体「教師塾」を主宰しています。わかるとできるの違いに注意しながら、思慮深く、大胆に書きます。

あるもの認め

日々思うことだけど、自分は"無い物ねだり"だと思う。

少し立て込んでくると、余裕がなくなくなってきて、

自分にも他者にもないもの、足りていないものに目が行きがちになる。

でもそれは他者に足りてないのではなく、自分が足りてない状態で自分を許せない状態だから他者を許せなくなる。

余裕って本当に大切だと思う。

 

今日は3時間続きの課題研究の時間がテスト勉強になった。

3時間あったので、どうするか話し合った結果、

まずは西尾さんの話を1時間くらいしよーよ。

ということになった。

課題研究ではPDCAで動いていて、プランはみんなで話し合って決める。

決まってしまったものはしょうがないので色んな話をした。笑

私も溜まってるものがどんどん出てきた。笑

西尾班は8名だ。

話を聞きながら勉強する子。

ひたすら勉強する子。

僕の対話相手になる子。

僕の話を子守唄にする子。

色々いた。

 

私は話しているとどうしても哲学的な話になってくる。

問いを出しまくる。

勉強しつつ、話しつつ。

そんな時間だった。

てつがくおしゃべりカード (哲学カード)

話したいけどネタが尽きたので、昨日届いたこのカードを使ってもう少し話した。

工業、電気、物作りを学ぶことを通して彼らに触れることが多かったけど、一度テーマが変わると違う一面が見える子もいた。

 

みんな持っている。

そのあるものを認めることだと再認識しました。

 

おわり。

 

聞こえないフリ

聞こえないフリをしていると、本当に聞こえなくなります。

見えないフリをしても同じです。

見えなくなります。

分かったフリもです。

分かったフリをしていると分からなくなります。

 

気にしなくても良い事で悩む事と同じくらい、

気にしなければならないこともあります。

おわり。

「今日の芸術」 岡本太郎

よく、絵を見ていて、「いいわね。あたしにはわからないせど」という言う人がいます。小説や映画についてはあまりこう言うことは言いませんが、絵画や音楽のばあい、よく聞く言葉です。もっとも、謙虚に言うときもあるし!逆にテライ、裏がえしの虚栄でそんなことを言う人もありますが。どっちにしても無意味な言葉です。

「いい」と思ったとき、その人にとって、そう思った分量だけ、わかったわけです。あなたは何もそれ以外に、わからない分などを心配することはありません。

 

今日の芸術―時代を創造するものは誰か (光文社知恵の森文庫)

学校には正解を問わない問が必要かもしれません。

おわり。

全部置いてくる

勝負の6月?も20日が過ぎました。

西尾のスタミナの減少とは裏腹に、

クラスはとても楽しそうです♪

 

愛も、思いやりも、元気も、言葉も振り絞って置いて来ています。笑

それを受け取ってくれる人がいるというのは素敵なことです。感謝です。

 

ただ、水を吸わないスポンジのようになってきている気もします。笑

ただそれでも、希望・前向き・できる・やれる・大丈夫。

今この瞬間からどうしたら良いかを考えていきます。

言葉はココロと直結しています。

だからこそ、

吸わないスポンジの時だからこそ、

言葉だけは大切にしたいです。

おわり。

弱いものたちが夕暮れ

弱い者達が夕暮れ さらに弱い者をたたく

THE BLUE HEARTS TRAIN-TRAIN より

 

今は

"弱い者達が夕暮れ 強き者をたたく"

気がします。

 

強い弱いなんて誰も決められない。

この上下関係は本当に煩わしい。

だけど、学校内にもこんな"上下関係"がある気がする。

 

教員は"強き者"でなければならないという強き意識。

そんなことない。

 

子どもは弱き者かもしれないが、大人が"弱き者"だと思い込ませる節もある。

 

大人は強き者でありながらも、弱い一面を自然に見せられる。

子どもは助けられながらも、強き者になれるという未来が想像できる。

また、その未来を信じることが出来る。

 

一人一人が、立場に縛られない。

そんな関わりが出来たらないいな。

 

おわり。