gt-24o’s blog

教員として働きながら、学習・交流団体「教師塾」を主宰しています。わかるとできるの違いに注意しながら、思慮深く、大胆に書きます。

伝達と表現

人が話す?ことは、この二つに分けられるみたいだ。

 

去年のSTEPにて、私の師(勝手に師と呼ばせて頂いています。)の言葉だ。

ここ2か月の間、ずっと頭に残っているフレーズである。

 

私なりの「伝達と表現」について。

伝達・・・事実を伝えること。連絡。ST(朝の会、帰りの会)に伝えないと、子どもたちに迷惑がかかるようなことを、伝えるときに用いる。

表現・・・一人の人(私)が感じたことを、伝える時に用いる。主観的な気持ちを伝える。君たちにはこんなクラスになってほしい!こうしていこうぜ!みたいな・・・

 

子どもたちに、伝達をするのか表現をするのかを、話し出す前に宣言をすると、話が聞いてもらいやすいのでは?と感じている。

子どもは、伝達事項を聞かないと、個人としても、クラスとしても困る場合があることを知っている。

こちらとしても聞いてもらわないと困るので、責任を感じながら聞いてもらうよう呼び掛ける。

 

私としては、表現内容は聞いてもらえたらラッキーって思う。

私が表現することが、つまらない場合もあるから。笑

子どもたちに表現する内容は研ぎ澄ましているから自信はある。

だからこそ、聞いていなくても仕方がないか!と思うことが出来る。

それに、聞いていくれている子どもは、必ずいるからそういった子たちを大切にしたいなって思う。

 

そして、たまに心の底から聞いてほしいことが沸き上がる。

(たまに?結構かもしれないが。)

表現だけど。とーてーも聞いてほしいことだ。

心の叫びに近いもの。

こういう時は、子どもは聞いてくれることが多い。

こういうときも、子どもは空気読んで、察してくれているんだな。って思う。

 

話を聞いてもらえない、話が通らない。という状況に陥ったらこの、

「伝達と表現」を意識して見直そうと思う。