「(西尾)先生、挨拶をを返してくれない先生いるんですよーーー!!!」
たびたびこんなことを言われる。
「聞こえてなかったんじゃない?」とか、
「考え事をしてたんじゃない?」とかは、やはり通用しない。
結局、先生の批判が始まる。笑
話を聞いた後に必ず伝えるようにしているのは、2つだ。
1つ目は挨拶は何のためにするのか?
2つ目は誰のためにするのか?
この二つだ。
何のため?
挨拶されて不機嫌になる人はそういない。
私は声をかけてもらえるとかなり嬉しくなる。
近くのスーパーのレジ打ちのおばちゃんに、
「今日もお疲れ様でした^^」とよく言われるが、
これの嬉しさというか幸福感というか、形容が難しいけど、満たされる。
だから挨拶の目的は、相手に(時には気づかないくらいの)幸福や元気をお裾分けすることができる。
誰のためにするのか?
挨拶をすると、相手に幸福と元気をお裾分けできるとなれば、相手のためなのか?
確かに、相手のためもあると思うけど、
相手に幸福と元気をお裾分けできたのであれば、
その時点で相手がちょっと幸せになって、ちょっと元気になるわけだから、
自分も嬉しい。
この話をすると、子どもたちは自己満足だと言う。
西「心の底から自己満足する能力に長けているということだよ。ニヤニヤ」
と言うと、だいたい呆れて話が終わる。笑
少しでも伝わっているといいけど。