本日は愛知教育大学の工業高校の教員を目指している学生とお話をしました。
卒業生が私を紹介してくれたそうです。
話をした内容は以下の項目です。
・工業高校だからこそやりがいのある事、大変な事
多様な家庭環境が学校生活に表出しており、生徒一人一人に合った課題設定とそれをクリアするための関わりをする必要がある。前提として、学校の中で、学校のコンテンツを通してだけでは生徒と関わりきれず、生徒の根本的な課題を共有することはおろか、課題の発見に至れない。
しかし、家庭環境や生徒のバックボーンを考慮した生徒との関わりは決して最善の方向性ではなく、教員が生徒とどう関わるかは教員一人一人が決めることである。
・実際の出退勤時間、残業時間と残業代について
人による。笑
7:00からの人も、勤務開始時間5分前の人も。
21:00の人も、16:55の人もいる。
周りが何を言おうと、時間は命そのものである。
残業代は、
・生徒の雰囲気
進学校、普通科高校が未体験なので、わからないというのが正直なところ。
卒業生にも同席してもらったので、少しは伝わったかもしれない。笑
・教員間の雰囲気
人による。笑
・学校行事の多さ
学校行事の運営や企画を生徒主体で行うことは今の所難しい。
・進路相談は多いのか、教員の手伝う範囲
相談:学校単位で面談の日程は組まれる。保護者のご意向を聴きながら、面談の有無を相談して必要な人に必要なだけ行った。
手伝い:これも求める生徒に求めるだけ行う。
・教採を受けるにあたっての専門試験の勉強について
頑張る。笑
お話をさせてもらって
その側から見たら、働くに際してとてもわかりにくい職業だと思った。
業務内容、福利厚生が見えにく、調べにくい。
教育実習の際に、労働者として働き方を伝える1日があっても良いと思った。