gt-24o’s blog

教員として働きながら、学習・交流団体「教師塾」を主宰しています。わかるとできるの違いに注意しながら、思慮深く、大胆に書きます。

抽出

学び、気づきと呼ばれるものは、いつでも、何からでも得られるものであるが、

同じ環境、同じ条件で生きている人は、この世の中には誰一人としておらず、それらの体験から何をどう抽出するかは人によって違う。

一つの出来事について、論点や主張が違うことも自然なことだろう。

特に、学校現場では、一つの教科、様々に起こる出来事から様々な方向性の考えが錯綜している。

(錯綜しているのが良さでもあるが、偏りは否定できない。)

 

その中で、私が伝えたいことがカタチを帯びてきている。

望んだ老若男女が対話を通して、その人にあった(課題)学びを届けられるようになりたい。

環境や出来事、学習の定着度に左右されず、その人がその人のペースでその人なりの、その人のためになる学びを共に創りたい。

 

それには、学びを創出する教材が必要だし、その教材に向き合い続けることだろう。

そして、少しずつその教材を通して、学びの場を拓くことだろう。