P.45
第2章 「気づき」=無知の知で勝負が決まる
新しい改革や変化に抵抗を示す人は(改革側の視点で)「抵抗勢力」と呼ばれてることがあります。改革側からすれば「世の中抵抗勢力ばかりだ」ということなのでしょうが、では「自分がその『抵抗勢力』だと思う人は手をあげてみてください」と言ってもおそらく手を上げる人は、ほとんどいないでしょう。
新たな集団に入って、問題定義をし、行動を起こす人は僕は好きです。
その集団に長くいると、気づけないことも出てきます。
その集団に入ってきた人の意見は聞きたいものです。
違和感に気づかないこともあるし、
気づいても口だけ動いて何もやらない場合もあるでしょう。
私はまずやってみてしまうことが多いです。
そして、「闘って」しまったのでうまくいきませんでした。
やっていることは”正しい”けど、
やり方は”正しくない”なんてことはもったいないです。
「抵抗勢力」は少ない方が良いです。問題定義も思いやりがあった方がいいです。
文句ではなく、建設的な意見にすると聞いてもらえるかも知れません。
しかし、一定数、どんな活動に何とかいちゃもんをつけたがる人もいます。
そうした場合は、
「愛せない場合は通り過ぎよ。」 ニーチェ
がオススメです。