gt-24o’s blog

教員として働きながら、学習・交流団体「教師塾」を主宰しています。わかるとできるの違いに注意しながら、思慮深く、大胆に書きます。

考える練習帳 著:細谷 功

 

考える練習帳

考える練習帳

 

 P.45

第2章 「気づき」=無知の知で勝負が決まる

新しい改革や変化に抵抗を示す人は(改革側の視点で)「抵抗勢力」と呼ばれてることがあります。改革側からすれば「世の中抵抗勢力ばかりだ」ということなのでしょうが、では「自分がその『抵抗勢力』だと思う人は手をあげてみてください」と言ってもおそらく手を上げる人は、ほとんどいないでしょう。

新たな集団に入って、問題定義をし、行動を起こす人は僕は好きです。

その集団に長くいると、気づけないことも出てきます。

その集団に入ってきた人の意見は聞きたいものです。

違和感に気づかないこともあるし、

気づいても口だけ動いて何もやらない場合もあるでしょう。

私はまずやってみてしまうことが多いです。

そして、「闘って」しまったのでうまくいきませんでした。

やっていることは”正しい”けど、

やり方は”正しくない”なんてことはもったいないです。

抵抗勢力」は少ない方が良いです。問題定義も思いやりがあった方がいいです。

文句ではなく、建設的な意見にすると聞いてもらえるかも知れません。

しかし、一定数、どんな活動に何とかいちゃもんをつけたがる人もいます。

そうした場合は、

「愛せない場合は通り過ぎよ。」 ニーチェ

がオススメです。