gt-24o’s blog

教員として働きながら、学習・交流団体「教師塾」を主宰しています。わかるとできるの違いに注意しながら、思慮深く、大胆に書きます。

「仕事なんか生きがいにするな」 著:泉谷閑示

仕事なんか生きがいにするな 生きる意味を再び考える (幻冬舎新書)

今日からこの本について書いていこうかなと思います。

まずは、

ハンナ・アレント氏が1958年に発表した「人間の条件」というの著書の中で人間の活動全般を3つに分けて考える

「労働・仕事・活動」

という概念が出てきました。

 

私は今の教員という職をどこに位置付けているか?と考えてみました。

その日その日で、割合は変わりますが全ての項目に当てはまると思います。

"仕事だからやる"というプロ意識は大切ですが、

自分と他者の成長のためにやれる。

やりたいからやっている。

と思わせてくれるこの職には感謝しています。

また、学校は、

「学びたくない人と、学びたくない場所で、学びたくない人と、学びたくないことを学ぶ場所である。」という側面があると考えているのですが、これは大人にも当てはまることだと思います。

少なくとも、"働くこと"にはこのような側面がある気がしています。

 

教師塾は逆に

「学びたい人と、学びたい場所で、学びたい人と、学びたいことを学ぶ場所である。」

気がしています。

教師塾は、そういった意味では"活動"に分類されると思っています。

 

この3つのバランスが大切。

労働が悪いわけでは決してなく、

労働後の何とも言えない達成感と、そのビールの美味さは形容が難しいですよね。笑

 

今後もこの3つのバランスを大切にしながら、職務にあたりたいです。

おわり。