7月の末に愛知県内で行われる大会がある。
我が部は、名南地区に属している。
顧問会議がある毎に大会組み合わせのくじを引く。
昨年の新人戦と今回の大会と2大会続けて、地区の第一シード高校と戦うところを引いた。
確率は121分の1である。恐ろしい引きだ。
今年度は私以外に2名のバレーボールが専門の先生が顧問についた。
今まで考えても答えが出なかったことに的確にアドバイスが頂け、課題をクリアできる場面が増えた。
分からないながらも、共に色んなことを試行錯誤して、頭を悩ませていた1年が結果として報われるのでは期待した。
結果をはじめから決めているわけではないし、どんな結果からでも彼らは様々なことを学んでくれると信じている。
でもなぜか、なんだか不安だった。負けることが不安なのではない。
彼らの努力が表現できる場が、バレーボールを楽しみきる試合数がくじ一つで決まってしまうことが残念でそのくじを引いた自分が残念だった。
たかがくじで何でこんなにへこんでんだろうと不思議に思った。笑
それだけ時間をかけたことなのだと思ったし、
彼らの成長に”勝ち”だったり、”県大会出場”が必要なのではないか?
と思ったりしてしまったのだ。
しかし、勝敗で学びが左右されるのは本質的ではないだろう。
もちろん彼らの勝って喜ぶ姿が見たい。
それでも、どんな結果であろうとも学びを最大化するという視点は忘れてはいけない。