part1の記事よりこのシリーズの説明を。
3年間共に学んできた、担当2クラスの最期のテストにて“最後の問”なるものを出してみた。
問いの内容は、
”これまでの授業と日常生活の中から、西尾が伝えたかったことは何だろう?また、授業や日常生活の中で感じたことや学んだことがあったら書いてみてください。”
というものにしてみた。
テストの時間に書いてもらったものなので、時間のある人が簡単に書いてくれればいいなぁと思ったのですが、かなりの数が集まったので、このコメントから色々と記事を書いてみる。(ブログ掲載許可取得済み)
以下はpart3の内容
"哲学対話ではみんなとの”価値観”の違いについて学べた。最初は仲の良い友達とやって、正直「いつもずっといるからそんなん分かるわ」と思い込んでいたが、いざ口に出して対話すると案外みな物事に対しての考え方が違うことを実感した。改めて口に出すことの大切さを知ったし、口に出さないと分からないことだらけだった。そして何より哲学対話で学んだことは視野というか物の見方が変わったと思う。
例えば、今までの自分は「うわこの人無理だな」と竿書からその人物を否定していたのが、「じゃあなぜ私はこの人が無理なのか」ということを考えるようになった。そうなると自然にその人のことを知りたいと思うようになる。それを続けていると案外、自分と似ているところやリスペクトする部分が見えてくる。西尾先生が言っていた”人はみな先生”という言葉に納得ができた。"
確かに私は哲学対話には良さがあると思っているので、
私は対話の場は開きましたが、これらのことを伝えたことはありません。
授業っぽくなるのが嫌なので、いつも哲学対話はやっておしまいです。
私は哲学対話が好きで、彼はこう感じただけ。
それを差し引いても、こう思ってくれたのはうれしいです。
彼が周りの人たちを少しずつ先生にできたように、
彼を含む、皆が私を先生にしてくれる。
感謝です。
書きながら、込みあがってくるものがありますね。