[自分とみなの認識や感覚を擦り合わせる]
私が、自分を含めたチームを見るときの視点の一つを書いてみます。
① 西尾もみんなも気づいて(感じて)いること
② 西尾は気づいているが、みんなが気づいていないこと
③ みんなは気づいているけど、西尾は気づいていないこと
④ 西尾もみんなも気づいていないこと
この4つに分類してみるようにしている。
これはジョハリの窓を応用した考え方だ。
そして、これはみんなの視点になると、“西尾”の部分が“自分”に置き換わる。
だから、部員の数だけの視点が存在することになる。
②を少なくするには、勇気をだして自分の感じていることを伝えることだ。ただ、自分の認識がそのまま他者に伝わるかは別問題だから、伝え方は工夫が必要。
③を少なくしていくには、自分がどんな動きをしているのだろう?と日頃から自分を観察するクセを付けつつ、他部員からの声掛けに耳を傾ける姿勢が大切だと思う。
②と③が少なくなるってことは、①が増えていくことにつながる。
そして④を見つけるには、全部員が時々、自分を含めたチーム全体を見ようとする姿勢が大切だ。
感覚や認識のすり合わせを行うときに、何が正しいか・誰が正しいかを争うと話が変わってきてしまう。
だから、すり合わせを行うかどうかの同意をとることも大切だ。
感覚や認識をすり合わせるというのは、他人のプレーになどに、自分の認識や自分の感覚でアドバイスを送ることではない。
まずは、その人の認識と感覚がどんなものかを想像したり、その人に確認をとるといい。(色々と質問してみる。これ超大事)
その上で、その人の感覚に近い表現に練り直す。そしてその人が必要であるならアドバイスを送ってもいい。