歩道で自転車のおじいちゃんとおじさんがぶつかった。
軽くぶつかっただけで、自転車が倒れただけ。
物が散らかった。
誰よりも早く拾ったのは、5歳?くらいの女の子だった。
さっさっさと。
「どうぞっ?」
と言わんばかりに。
その場がピリッとした空気から、
和やかな雰囲気にかわった。
このエピソードがいいなあと思ったってことは、
私は少なからず他人のものとなると何だか一枚壁があるというか、関係ないというか。
そういうのがあるんだろうなと思った。
その壁っていつぐらいからどういう風にできてくるもんなのかなと疑問に思った。