gt-24o’s blog

教員として働きながら、学習・交流団体「教師塾」を主宰しています。わかるとできるの違いに注意しながら、思慮深く、大胆に書きます。

部通信 part8

[大会を終えてもう一度確認]

試合には勝ちたいだろう。

試合に勝つことは最上の目的だろうか。

バレーボールは上手になりたいだろう。

バレーボールが上手になることが最上の目的だろうか。

(競技以外の要素としての)人として成長することも大切だろう。

部内では、人間的な成長の指標として”自立”を借りテーマとしておいてやってみている。

 

部活動を通して”自立”した人間になることが大切が最上の目的だろうか。

 

人間的に自立しようとしなくたって、

(私個人としては、そもそも人は環境があれば勝手に自立していくと思っている)

バレーボールという競技を突き詰めなくたって、

部活動は「バレーボールがしたい」という理由で参加できる場でなくてはならない。

さらにさかのぼれば、

学校に通え、体が元気に動いて、シューズが買えて、応援にも来てもらっている。

これに大いに感謝したい。

(私もたまたま顧問を持たせてもらって楽しい毎日に感謝している。)

 

これまであげた要素のどれかを最上の目的としておいてしまうと、

何かが欠落しやすくなる。

何かに執着すると、他の大切なことが置いてきぼりになりやすくなる。

 

どれが一番か?

というより、

「結果的に、全部やれちゃってればいいなぁ。」

と言ったところだろう。

 

だから、

「目指さない。」

個人・チームの課題は4月から取り組んできたミーティング力で明らかにできるようになってきた。

これからのことを言うのであれば目指さず、短中長期的に解決していく課題に対して、今日取り組む。

これに尽きるだろう。