[大会を終えてもう一度確認]
試合には勝ちたいだろう。
試合に勝つことは最上の目的だろうか。
バレーボールは上手になりたいだろう。
バレーボールが上手になることが最上の目的だろうか。
(競技以外の要素としての)人として成長することも大切だろう。
部内では、人間的な成長の指標として”自立”を借りテーマとしておいてやってみている。
部活動を通して”自立”した人間になることが大切が最上の目的だろうか。
人間的に自立しようとしなくたって、
(私個人としては、そもそも人は環境があれば勝手に自立していくと思っている)
バレーボールという競技を突き詰めなくたって、
部活動は「バレーボールがしたい」という理由で参加できる場でなくてはならない。
さらにさかのぼれば、
学校に通え、体が元気に動いて、シューズが買えて、応援にも来てもらっている。
これに大いに感謝したい。
(私もたまたま顧問を持たせてもらって楽しい毎日に感謝している。)
これまであげた要素のどれかを最上の目的としておいてしまうと、
何かが欠落しやすくなる。
何かに執着すると、他の大切なことが置いてきぼりになりやすくなる。
どれが一番か?
というより、
「結果的に、全部やれちゃってればいいなぁ。」
と言ったところだろう。
だから、
「目指さない。」
個人・チームの課題は4月から取り組んできたミーティング力で明らかにできるようになってきた。
これからのことを言うのであれば目指さず、短中長期的に解決していく課題に対して、今日取り組む。
これに尽きるだろう。