gt-24o’s blog

教員として働きながら、学習・交流団体「教師塾」を主宰しています。わかるとできるの違いに注意しながら、思慮深く、大胆に書きます。

知らないと困るか

本を読む。

知人のブログを読む。

行ったことないところへいく。

人から話を聞く。

これらの行動から、知らなかったことを知ることがあります。

(知ったからこそ知らなかったことがわかる。)

 

知らなかったことを、知ることで、

直面する課題がクリアされることがあるかもしれませんが、

自分の知らないところで、自分の想像もしないことが起きていることに気づき、今の当たり前が当たり前じゃないと気づくことも。

 

知って良いこともあれば、知らなければよかったと思うこともある。

だから、「知る」ってことは足し算的に積み上げればいいってものではないかもしれない。

(現時点では、知らなければよかったと思っても、さらにその先の知らない何かを知ることで、知ってよかったことになるかもしれない。あー堂々巡りだ。)

 

何らかの”知る体験”によって、

自分の現状を打破する感覚を得てしまったとき、

過去に抱いた深い思い込みが解決してしまった時、

”知らないこと”が山ほどあるんじゃないかと想像できるようになった時、

もう後戻りできない気がしています。

 

困っていたけど、疑問に思っていたけど、

そういうことを我慢して、気にしないようにするのがが大人になるってことだぜ・・・

って思うこともあった。

だけど、自分のペースで一歩ずつ知らない世界へ踏み出していくと、

過去に諦めていたことや思い込みがほどけていく感覚が私にはあります。

 

知らないなら知らないで、困らないかもしれませんが、

(知らない状態であることに気づいていないから)

知らないことで、無意識かつ慢性的に困っているかも知れません。

だからこそ、自分が感じる困ったこと、疑問に思ったことに蓋をせず、

ここぞとばかり向き合えるといい。

また、どこでも誰にでも、

「分かりません。教えて欲しいです。」

と言えるといいなぁと思う。

 

おわり