gt-24o’s blog

教員として働きながら、学習・交流団体「教師塾」を主宰しています。わかるとできるの違いに注意しながら、思慮深く、大胆に書きます。

心の物差し

 

gt-24o.hatenablog.jp

 この記事では、「慎独」という言葉について少し書きました。

しん‐どく【慎独】

《「礼記大学の「君子は必ず其のりを慎むなり」などから》自分一人のときでも、行いを慎み雑念の起こらないようにすること。

出典 小学館

今日は間違えを犯した生徒がいたので、その生徒と話をしました。

その生徒はその行為が悪いとわかって行いました。

悪いことだとわかってやってしまうには理由があります。

怒鳴るのも叱るのも違うな〜と思いました。

(そうせざる得ないときもありますが。)

 

これをやるとこれくらい怒られるんだ。

これくらい大人が右往左往するんだ。

その反応を見て、これくらいにしておこうとか、

これはぶっちゃけやってもええやろ・・・

これはこんくらい頑張っておけばええやろ・・・

とかとか、、、、

 

物差しを他のところに持ってしまうことがあります。

でも悪いってわかっているんです。

しかし、その本人の心の物差しは反応はしていた。

だから、どういう時に、

どこに物差しを当てているかを自覚することって大切なんじゃないか?

っていう話をしました。

 

自分の外に向いた理由なんてどうでもいい。

ココロが動いたことに、正直に動き、時に我慢できること。

これは一線を超えないために必要なことだし、

考えて、感じて、独りでも慎んだ行動をすることの大切さを共に体現できたらと思いました。

 

おわり