gt-24o’s blog

教員として働きながら、学習・交流団体「教師塾」を主宰しています。わかるとできるの違いに注意しながら、思慮深く、大胆に書きます。

学ぶ楽しさ

私は週に一度、寺子屋塾 中村教室へ通っている。

https://www.facebook.com/terakoyajuku.nakamura/

昨年の9月から通い始めて半年になる。

この塾に学校で行われるような授業はない。

学ぶ主体である自分が何を学びたいかによって、

いくつかある手法を用いて、安全な場での体験を通して学んでいく。

メインのコンテンツは、らくだメソッドである。

どの子にも学力がつく らくだメソッド

この教材を通して、一番変化したことは、”習慣”だ。

本を読まなくちゃ・・・

仕事を効率よく・・・

勉強する理由って何だ・・・?

などなど、色々と考えるところがあったが、

”意志の力”では何ともならないところがあったし、

一人で考えてもらちがあかないことだらけだった。

らくだメソッドを通して、1日、1枚のプリントをやって行く中で、

習慣に変化が表れてきた。

 

また、

自分の中での”学ぶこと”の概念が少しずつ変わってきている。

アタマで、何をしたら成長できるか?とか、

あんな人になりたいとか、

目標のためにとか。

色々考えることはあると思う。

でもその前にもう少し、学びの根幹の部分をカラダとココロで感じてからでも遅くないと思う。

本当に学びたいことは、すでに目の前にあることが多い気がする。

現状の自分のあるがままを直視し、受け入れてあげる。

さらに、

何に興味があるのか?

何を知りのか?さらに言えば、

自分の根本にはどんな欲求・欲望があるのかを自問する。

すると、本当に知りたいことが自分の中心から溢れ出てくる。

勝手に本も読むし、人に話を聞くようになるし、知った知識を記録していくことも自然とするようになる。

自分のことが少しずつわかってくる。

学ぶことが楽しいというのは、こういう状態のことなんだと気づくと、

アウトプットしたくなる。それを人のためになるレベルまで引き上げようとする。

アウトプットがうまくでき、人に伝わり、共有できれば、人のためになる。

そこには、学びが開かれた人が集まるコミュニティが形成されるから、相乗効果も生まれる。

そうすることで、良質な情報も共有できる。

 

こういう流れが自分が思う、

”学ぶ楽しさ” だ。

義務でもなく、努力でもなく、頑張ることもなく、

学びたいことが習慣の中に少しずつ組み込まれて来ている感じ。

 

こういう場所にいれて嬉しく思うし、

こういう場を自分でも作っていけたらいいなと思う。

 

終わり