gt-24o’s blog

教員として働きながら、学習・交流団体「教師塾」を主宰しています。わかるとできるの違いに注意しながら、思慮深く、大胆に書きます。

求めない 著:加島 祥造

求めない (小学館文庫)

ほんの

五分間、いや三分間でいい

なにも「求めない」でいてごらん

為すことを無にして

全身を

頭の支配から解放してごらん

できれば野原にあおむけにねころぶ。

できれば海に大の字に浮いてみる。

目は

浮き雲の動きを映すだけ、

耳はただ音を受け入れるだけ、

口は

息の出入りに任せている。

すると君は体が、

命のままに生きていることと知る

求めないで放っておいても

体はゆったりと生きていることと知る。

 

 

おわり