「誰かのために。」
という考えのもと、
言葉をかけたり、行動を起こせる人は素敵だと思う。
でも、その「誰かのために。」というのは、自分の為であることも同時に意識したい。
「誰かのために。」は誰かが喜ぶのが、自分が嬉しいからという側面がある。
究極的に言えば、全部自分の為なのかもしれない。
それでも!
その誰かが、大切であればあるほど、時間を多く共にすればするほど、誰かのために思う。
そして、自分のためと誰かのための境目があやふやになってくる。
(知らぬ間に)自分の価値観を押し付けたくなる。
感謝されたくなる。
そんな時は、その人が存在していることに感謝したい。
時間を共に過ごすことができる人がいることに感謝したい。
そして、
「誰かのために。」
から
その人のことをよく知り、
「この人のために。」
になっていくと、さらに素敵な関係になる気がする。
一緒にいたいなら、
自分の中で、自分の人生を、全否定してくるような事実(価値観、行動、言動)を知ったとしても、それを許すことが必要になるかも知れない。
それでいて、それが無理なら一緒にいなければ良い。
それだけのことだ。
諦めるのではなく、
踏み込んで、話し合い、
許しあえる。
そんな関係を築ける人になりたい。