gt-24o’s blog

教員として働きながら、学習・交流団体「教師塾」を主宰しています。わかるとできるの違いに注意しながら、思慮深く、大胆に書きます。

自分のためと相手のための境目

「誰かのために。」

という考えのもと、

言葉をかけたり、行動を起こせる人は素敵だと思う。

でも、その「誰かのために。」というのは、自分の為であることも同時に意識したい。

「誰かのために。」は誰かが喜ぶのが、自分が嬉しいからという側面がある。

究極的に言えば、全部自分の為なのかもしれない。

それでも!

その誰かが、大切であればあるほど、時間を多く共にすればするほど、誰かのために思う。

そして、自分のためと誰かのための境目があやふやになってくる。

(知らぬ間に)自分の価値観を押し付けたくなる。

感謝されたくなる。

 

そんな時は、その人が存在していることに感謝したい。

時間を共に過ごすことができる人がいることに感謝したい。

 

そして、

「誰かのために。」

から

その人のことをよく知り、

「この人のために。」

になっていくと、さらに素敵な関係になる気がする。

 

一緒にいたいなら、

自分の中で、自分の人生を、全否定してくるような事実(価値観、行動、言動)を知ったとしても、それを許すことが必要になるかも知れない。

 

それでいて、それが無理なら一緒にいなければ良い。

それだけのことだ。

 

諦めるのではなく、

踏み込んで、話し合い、

許しあえる。

そんな関係を築ける人になりたい。