この本を読みながら、インタビューゲームに通ずるものを感じました。
最近は言葉についてよく考えます。バックナンバーにも言葉について書いてあります。↓
当たり前のようで、忘れがちなことなのですが、
言葉は使う人の分だけ、意味があります。
同じ職、同じ趣味、同じ塾、同じ本を読んだ人、また多くの時間を共にしている人は、言葉の使い方、言葉の意味に同一性が生まれる気がしていています。
これはコミュニケーションを円滑にするためや、その集団への所属感を得るため?に人は”無意識”に行っていることのように思えます。
この”無意識”には日本人の歴史的背景や、社会(紹介した本では”世間”)形成のクセが影響しているようです。
だとすれば、学校の外へ出て人との出会いを大切にする私としては、言葉を大切にせざる得ないです。
どんな人にも、心に浸透していく言葉を使える人と話すのは心地が良いですから。
私は、なくてもいいけど、あったほうがいいこと。
やらなくてもいいけど、やった方がいいことに可能性を感じています。
そしてこれは、人に評価されるどうこうではないです。
見知らぬ誰かのために、人知れずコツコツとやっていけることが素敵だと思っています。
この1年はそんな行いをやっていこうとふわっと決めました。
(元々できていたけど、生産性だの効率だの、意味のあるなしなどという寂しい価値観の2次元論にとりつかれ、忘れていたことだった気がしています。)
そんな中、「慎独(しんどく)」という言葉に出会いました。
意味は、「人のいないところでも身を慎み、人倫の道を守っていくこと。」(一部抜粋)だそうです。
少し意味は違っていますが、漢字二文字で表現できるなんて・・・
と感動してしまいました。笑
今後も本を少しずつ、たくさん読んでいきます。