”伝える”ための手法といえば、言葉で話すことを選択することが多い。
人が使う言葉の使い方や、言葉に対する意味は様々だ。
特に良く使う言葉ほど、その人ごとの定義がある。
例えば、「目標」とは?と聞いたとしよう。
高校生にきくか、大人にきくか、男性か女性か。
今その人を表す言葉になりそうだ。
そして、僕の目の前にいる子どもたちと、私の間にも言葉の捉え方に大きな差があると思う。
自分の言葉で直接的に”伝える”ことは何よりも大切だが、伝わっているかどうかは別問題だ。
子どもたちに伝えたい事を、言葉にして”伝える”ときは色々考えるし、集中するし、言葉一つひとつに力を込める。
今から話すよ?って顔をすると嬉しいことに聞いてもらえることが多い。
彼らの時間を頂くのだから、「本気」であることは最低条件だ。
ならばもっと大切だと感じることがある。
ふとした、会話だったり、対応だったり、立ち振る舞いだとかそういうところだ。
意識していないところに全部出る気がする。
でも、そういったところにも、自分の大切にしている”軸”(マモりたい何か)みたいなもんが出てくると、
”伝える”から”伝わる”になってくるんじゃないかなって思う。