出来ること、出来ないことは人の数だけあって、その基準によってどちらにでもなる。
子どもたちと接する上で大切にしていることの一つが、自らが出来ることを押しつけないこと。
先生は先に生まれてる人間であり、出来ること(失敗して学んだこと)が多いはず。
出来ることを褒めたり、出来ないことを指摘することは評価に他ならない。
その学問やスポーツの限られた観点のみを見て評価するのはあまりにも寂しい行為だと思う。
同じ土俵で評価されるならまだしも、勉強やスポーツができないのは努力不足で人間的に問題があるなんて言い始めたら、その子はどう生きていけばいいんだ。
出来ないことは、本人が一番わかってる。
その上で、その子にあった"出来るようになるための方法"を共に考えたい。
そのためには、現状を把握してもらうことが必要。
この時、評価ではなく、出来ないや出来ることも認める、認知することが重要な気がする。
ただ君のことを私は、見て、存在を認知している。
一緒に考える準備があることを伝えること。
これが大事かと思う。
学校のルール、ギリギリで自分の大切なことを曲げずに子どもたちと接していく。